2018年12月6日木曜日

ファーウェイ(華為技術)CFO「孟晩舟(メンワンツォウ)」逮捕で日経平均株価が一時600円以上急落

中国の大手通信機器メーカー「ファーウェイ(華為技術)」のCFO「孟晩舟(メンワンツォウ)」がカナダで逮捕されたことで、米中対立激化への懸念から日経平均株価は一時600円以上急落した。

孟晩舟(メンワンツォウ)CFO(最高財務責任者)は、創業者の任正非氏の娘でファーウェイの取締役会副会長の1人。 逮捕理由はイランに対する制裁違反と報道されているが、カナダ当局は逮捕理由を明らかにしていない。

在カナダ中国大使館はウェブサイトに掲載した短い声明で、 「カナダ警察は米国の要請により、米国やカナダのいかなる法律にも違反していない中国国民を逮捕した」 「中国は米国とカナダに対し、誤った行動を改め、孟氏の自由を回復するよう、厳正に抗議した」 孟氏の即時釈放を求めている。

孟氏の逮捕されたことによって、米中対立が激化するのではないかとの懸念から中国関連の銘柄が売られ日経平均株価は急落、他のアジア市場でも株価が大幅に下落した。

12月1日に行われた米中首脳会談で「米中貿易戦争」の一時休戦で合意したことから、米中関係の改善が期待されたが、今後両国動向によって株価が急落するなど市場が混乱する可能性も出てきた。

ファーウェイCFO逮捕、米制裁違反か 中国抗議で新たな火種に

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