2020年2月29日土曜日

来週(2020年3月2日~2020年3月6日)の為替相場予想 #コロナウイルスショック #ドル円 #ユーロドル #ポンドドル #豪ドル円

先週は一時112円まで上昇したドル円が、今週は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を懸念して一転して下落、一時107円50銭まで下落しました。 この暴落でドル円、クロス円のロング勢は退場を余儀なくされた人もかなり居るようです。終了間際にはドル円は反発して終わってますが、 しばらくは下げ基調になると思われますので、ロングポジションを長く持つのは危険そうです。

ドル円(USDJPY)

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が世界的に拡大していることから世界各国の株価が急落、「リスクオフ」となってドル円も大きく下落しました。 新型コロナウイルスパンデミック阻止の見通しがまったくないこと、FRBが3月(中旬)利下げ示唆と報じられていることから、 一時的に反発する局面はあってもしばらくは円高ドル安傾向が続くと予想しています。

米CDC、新型コロナ「国内感染拡大は時間の問題」「日常生活に深刻な混乱も」警戒強化訴え
世界のリスク、最高に引き上げ 最大級の対応勧告―新型ウイルスでWHO
新型肺炎「パンデミックの可能性」、WHOが各国に一段の警戒要求
FRB、3月利下げ検討 「新型コロナに適切対応」

ユーロドル(EURUSD)

今週は比較的堅調だったユーロですが、その反動で来週は下がると予想しています。 新型コロナウイルスの感染がイタリアからフランス、ドイツなどの周辺国に拡大するのも時間の問題でしょうから、その面からも下げる可能性が高いと予想しています。 特に重病説が出ているローマ教皇が実は新型コロナウイルスに感染していましたとなると、インパクトは非常に大きいでしょう。

バチカン、フランシスコ教皇の重病説否定 「やや体調不良」

ポンドドル(GBPUSD)

EUとの貿易交渉に対する強硬姿勢を示していることや新型コロナによる景気後退に対する対策として利下げが行われるとの観測から、ポンドが売られています。 ポンド円の下落に引きずられることも考えられるので、来週も引き続き下げ傾向になると予想しています。

豪ドル円(AUDJPY)

新型コロナウイルスの問題で全く上がる気がしません。利下げが早まるという観測もありますから、買いで入るのは危険でしょう。 ドル円の一時的な上昇で上がることがあったら、売っていきたいところです。

来週のトレード方針

ドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円すべて戻り売り。

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2020年2月23日日曜日

来週(2020年2月24日~2020年2月28日)の為替相場予想 #コロナウイルスショック #ドル円 #ユーロドル #ポンドドル #豪ドル円

今週はせいぜい110.30円が天井だろうと思われていたドル円が、108円台後半からわずか2日で112円まで急上昇してドル円ショート勢が焼かれる展開となりました。 アナリストによって2/17に発表された日本のGDPが悪かったことから、日本売りで円安が進んだという解説がされていますが、本当の理由は何だったのかは不明です。 今後もドル高が続くという予想が多いようですが、結局単なる一時的な上昇ということで下がることも十分考えられます。押し目だと考えて安易にロングするのは考えものでしょう。

ドル円(USDJPY)

今週は大きく上昇したドル円ですが、来週はその巻き戻しと2月最終週ということで輸出企業の売りで、週後半に大きく下がると予想しています。 ドル円急上昇は日銀の追加緩和期待を当て込んだ一時的な上昇と考えているので、長続きはしないと見ています。

ユーロドル(EURUSD)

しばらく軟調だったユーロドルですが、ドル円の急上昇にも関わらず大きく下げなかったことから、来週は一旦利益確定の買いが入って上昇するのではないかと予想しています。 ただし、イタリアで新型コロナウイルスの感染者が多数確認されたことから、欧州での感染拡大懸念から下がる可能性もあります。

新型ウイルス、イタリアでの感染者数が100人超に 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News

ポンドドル(GBPUSD)

ドル高ということもあって今週は軟調だったポンドですが、金曜日にはかなり買い戻さえています。今週発表された指標はそれほど悪くなかったということもあって、 来週は買い戻されるターンになると予想しています。EUとの貿易協定交渉難航が予想されていますが、すぐには下げ材料にはならないでしょう。 むしろ、利下げ観測後退で急上昇という展開も十分ありえます。

豪ドル円(AUDJPY)

今は売られすぎと思いますが、ドル円が下がりそうですし、新型コロナウイルス拡大懸念もあるので、あまり買いたくはない状況です。 しばらくは様子見するのが良いのではないかと考えています。

来週のトレード方針

ドル円は戻り売り。ユーロドル、ポンドドルは押し目買い。豪ドル円は様子見。

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2020年2月15日土曜日

来週(2020年2月17日~2020年2月21日)の為替相場予想 #コロナウイルスショック #ドル円 #ユーロドル #ポンドドル #豪ドル円

ドル円、豪ドル円については新型コロナウイルスへの懸念から上値が重い展開がつづいいています。すぐに感染拡大と止める方法も無さそうなので、 当分の間状況は変わらないと思われます。ユーロとポンドは動きがあるので、しばらくはユーロとポンドをトレードするのが良さそうです。

ドル円(USDJPY)

新型コロナウイルス感染拡大懸念という売り材料はありますが、トランプ政権が減税の用意をしているという買い材料もありますので、 それほど大きな値動きないと予想しています。109.50円から110円くらいの狭いレンジ相場になるのではないでしょうか。 単純に下がったら買って、上がったら売れば良いと思っています。

ユーロドル(EURUSD)

2/14のドイツGDP(速報値)は思ったほど悪くなかった(良いとも言えないですが)ことで、売られすぎということで今後は買い戻される可能性が高いと予想しています。 ここら辺で少しずつ買って行きたいと思っています。

ポンドドル(GBPUSD)

今週後半の上昇は財務相辞任による財政出動期待と言われていますが、金曜日の値動きを考えるとそれだけでは無さそうです。 ユーロ売りポンド買いを仕掛けている投機筋が居て、その影響でポンドドルも上昇しているのではないかと思われます。とはいえ、 ファンダメンタルズを考えるとここから更に買い上げるのは難しいと思います。来週かなりの数の英指標があるので1.31くらいまでの上げはあるかもしれないですが、 上がったところでは売りたいと思っています。

豪ドル円(AUDJPY)

新型コロナウイルスの日本での感染拡大本格化で豪ドル円が売られる可能性が高いのではないと予想しています。 ただ、すでにかなりの安値水準なのでここから売りたくはないです。というわけで様子見です。

来週のトレード方針

ドル円は下がったら買い、上がったら売り。ユーロドルは買い。ポンドドル戻り売り。豪ドル円は様子見。

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2020年2月8日土曜日

来週(2020年2月10日~2020年2月14日)の為替相場予想 #コロナウイルスショック #ドル円 #ユーロドル #ポンドドル #豪ドル円

新型コロナウイルスの感染拡大で更に売られるかと思われたドル円ですが、2/3(月)の1月ISM製造業景況指数を機に上昇、 週後半には一時110円を回復するという、ドル円ショート勢にとっては厳しい展開となりました。しかし、米雇用統計が良かったにも関わらず発表後は反落し、 110円台を超えて上昇するのは難しいという印象を与える結果となりました。

ドル円(USDJPY)

新型コロナウイルスについては有効な治療薬が見つかったとかワクチンを開発してるとか前向きなニュースもちらほら出ていますが、 感染拡大は続いていますので、その懸念から週前半は一旦下げ、その後は米指標(CPI、小売売上)が良いという期待から上げに転じるのではないかと予想しています。 また、2/11(火)。2/12(水)のパウエル議長の証言で新型コロナウイルスによる米経済への悪影響に言及される可能性もあるので、利下げ観測が強くなる可能性があります。 そのことからも週前半は上値が重い展開になりそうです。

ユーロドル(EURUSD)

先週末は大きく上がったユーロですが、ドルが上昇したことも合って今週は下げ続ける展開になりました。2/7(金)に発表されたドイル、フランスの指標もよくありませんでした、 来週のドイツ指標(CPI、GDP速報値)も悪いと思われるので、さらに下落は続きそうです。

ポンドドル(GBPUSD)

今週はブレグジット後のEUとの関係に懸念が出ていることからポンドは大幅に下がる展開になりました。しかし、来週の2/11(火)に多くの重要指標の発表があるので、 それに向けて一旦は上昇するのではないかと考えています。指標はでは上昇しその後はまた下がるというイメージです。

豪ドル円(AUDJPY)

新型コロナウイルスへの懸念後退で一旦は上昇した豪ドルですが、週後半には再び売られ安値更新となりました。ただし、来週は2/12(水)にRBNZの政策金利発表があって、 金利据え置きが予想されていますので、同じオセアニアの豪ドルもそれに引っ張られて上がるのではないかと予想しています。下がったら買いたいと思っています。

来週のトレード方針

ドル円は週前半は売りで週後半は買い。ユーロドルは戻り売り。ポンドドルは週前半は買いでその後は売り。豪ドル円は押し目買い。

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2020年2月1日土曜日

来週(2020年2月3日~2020年2月7日)の為替相場予想 #コロナウイルスショック #株価暴落 #ドル円 #ユーロドル #ポンドドル #豪ドル円

今週も新型コロナウイルスの感染拡大でドル円、豪ドル円は軟調な展開になりました。一方、ユーロドル、ポンドドルは月末フローの影響なのか、 週前半は軟調でしたが、週後半は急上昇するという、ショート勢にとっては非常に厳しい展開となりました。 特にポンドはBOE(イングランド銀行)が利下げを行わなかったことから急騰し、 自称億トレの中にもポンドショートで数億円の損失を出して引退に追い込まれた方が居るようです。

ドル円(USDJPY)

1/29のFOMCは大方の予想通り金利据え置きで大きな値動きにはなりませんでしたが、中国湖北省武漢を中心に新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大していることで、 世界各国の格式市場で株価が下落して、リスクオフで円高ドル安になっています。 ウイルスの培養に成功したという少しだけ前向きな材料も出ていますが、有効な治療薬やワクチンの開発がすぐにできるというわけではないようですので、 あまり良いニュースは期待できそうもありません。来週もドル円は軟調な傾向が続くと予想しています。br>
NY株式市場 ダウ平均600ドル超下落 新型肺炎懸念
WHO緊急事態宣言、新型ウイルスで-米国は中国渡航回避を勧告

ユーロドル(EURUSD)

月末フローの影響なのか今週後半は大幅に上昇したユーロドルですが、来週はその反動で下がると予想しています。 ECBもハト派的な金融政策を続けるようですし、このまま上昇し続けることはないと考えています。

ポンドドル(GBPUSD)

情報漏えい疑惑が出ている1/30のBOEでの金利据え置きと、1/13のブレグジット(イギリスのEU離脱)達成へのご祝儀から今週後半はポンドドルが大幅に上昇しましたが、 当面の材料出尽くしで来週は反落すると予想しています。

イギリス、欧州連合を離脱 47年間の関係に終止符

豪ドル円(AUDJPY)

新型コロナウイルスの感染拡大で中国経済の減速が避けられない状況になっていますので、その影響で豪ドルは売られる状況が続いています。 2/4(火)のRBA政策金利発表は据え置きが予想されてますが、新型コロナウイルスへの懸念を理由に予想外の利下げが行われる可能性もあります。 とは言っても、現在の安値からさらに売っていくのはやりにくいので、 新型コロナウイルスについての良いニュースが出てくるようになるまでしばらく様子見するのが良さそうです。

来週のトレード方針

ドル円、豪ドル円は様子見。ユーロドル、ポンドドルは売り。

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