2019年11月30日土曜日

来週(2019年12月2日~2019年12月6日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週はポンドはそこそこ動いてますが、ドル、ユーロ、豪ドルは値動きの少ない展開に終始しました。 しかし、来週は米国で成立した香港人権法に対する中国の報復が発表される可能性が高いので、ドル、豪ドルはかなり動くと思われます。 また、ポンドやユーロも英国の総選挙が近づいて来ていますので、世論調査や要人発言で動く可能性が高そうです。

ドル円(USDJPY)

香港人権法案にトランプ大統領が署名し成立したことから、中国が強く反発し報復措置を取ることを宣言しています。 中国が具体的にどのような報復措置を取るかは今のところ明らかになっていませんが、具体的な報復措置が発表されれば 株式市場や為替市場に大きな影響を与えるのは避けられないと思います。一部には米中貿易交渉には影響しないという見方もありますが、そんなことは無いでしょう。 中国の報復が発表されるまではドル円も上値が重い展開になると思われます。 ただし、週後半はおそらく良いと思われる12/06(金)の雇用統計に向けて上がると予想しています。

トランプ大統領の署名で香港人権法が成立-中国はあらためて報復警告
欧州株と米国株先物が下落、香港人権法成立で米中貿易交渉に懸念浮上

ユーロドル(EURUSD)

週前半はドルが弱そうなので相対的にユーロドルは堅調な値動きになると思いますが、週後半にドルか買い戻されと下がることになると予想しています。 上がったところを戻り売りで狙いたいです。

ポンドドル(GBPUSD)

保守党優勢で合意離脱確実で材料出尽くしと思ってましたが、最近の値動きから考えるとどうやらまだまだ材料出尽くしではないようです。 12月12日の総選挙で保守党が勝ち、議会でEU離脱合意案が承認されるまではポンドドルは底堅い展開になると予想されます。下がったら買っておいたほうが良さそうです。 売るとしたらEU離脱の議会承認が終わってからでしょう。

来月の英・総選挙、保守党が過半数超えと調査会社が予測

豪ドル円(AUDJPY)

香港人権法成立による米中貿易交渉への懸念と、12/3(火)にRBA政策金利があることから、市場予想は据え置きですが利下げ観測から、 週前半は豪ドルは下げると予想しています。ただし、12/4以降に発表される指標(第3四半期GDP、小売売上高、貿易収支)が良ければ、週後半は多少戻す展開になると思います。

来週のトレード方針

ドル円、ポンドドル、豪ドル円は押し目買い。ユーロドルは戻り売り。

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2019年11月24日日曜日

来週(2019年11月25日~2019年11月29日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週は米国議会が香港人権法案を可決したことに中国が反発して米中協議が難航するという懸念からドル円の上値が重い展開になりました。 ただし、トランプ大統領も中国側も米中協議には前向きな姿勢を見せているため大きく下げるようなことにはならず狭い値幅での値動きになりました。 トランプ大統領は香港人権法案にまだ署名していませんが、署名すればドルや豪ドルは一時的に下げることになると思います。
また、ポンドは保守党有利の世論調査で比較的高く推移してましたが、金曜日には製造業PMIが良くなかったことをきっかけに大きく下がる展開になりました。 上げ材料出尽くし感があるので、しばらくは下がる傾向が続くと思われます。

ドル円(USDJPY)

米中協議については米議会が可決した香港人権法案に中国が強く反発していることや、追加関税の扱いで意見の相違があると見られていることから、 すんなりとはいかないのでは無いかという観測が広がっていますが、だからといって交渉決裂ということにはならないと考えています。 ウクライナ疑惑も真っ黒なようなのでドル円がガンガン上がるということにはならないでしょうが、FRBは利下げを休止する姿勢を示していることから、 下がったら買われる展開になると予想しています。

中国 人民日報 内政干渉する米の香港人権法案は「紙くず」
米中貿易合意、越年も 関税、香港が重し
米FRB議事録公表 景気落ち込みのリスク減少と認識

ユーロドル(EURUSD)

指標以外にそれほど大きな材料がないのでそれほど大きく動くとは思っていませんが、ドイツ指標が悪ければ下がることになると思います。 基本的には下げ傾向にあると見ていますので、指標が良くて上がるようなことがあったら売りたいところです。

ポンドドル(GBPUSD)

世論調査で保守党というニュースが流れば少しは上がる局面もあると思いますが、好材料出尽くしで大きな指標もないので、基本的には下がると予想しています。 上がったら売りたいところです。

イギリス総選挙、第1週の政治献金はジョンソン首相の保守党が労働党の26倍

豪ドル円(AUDJPY)

香港絡みで米中関係に問題が出てきているので上がりにくい展開になると予想しています。また、指標が悪ければ大きく利下げ観測が強くなり、大きく下がることも考えられます。 どちらかといえば売りでしょう。

来週のトレード方針

ドル円は押し目買い。ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円は戻り売り。

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2019年11月17日日曜日

来週(2019年11月18日~2019年11月22日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週もドル円は米中協議への思惑によって動く展開になりました。協議難航の報道で下げて、 当局者をそれを否定して買い戻されるということになってますが、当局者が合意が近いと言っているのですから まあ、そうなのでしょう。米中協議難航というデマを流しているのは一体どういう勢力なのでしょうか。

ドル円(USDJPY)

米中協議については心配は無さそうですが、ウクライナ疑惑によるトランプ大統領弾劾の件でドルが売られる可能性があるのではないかと考えてます。 最近のトランプ大統領の慌てぶりから考えると、トランプ大統領がウクライナに圧力をかけたのは間違いないでしょう。ウクライナ疑惑で民主党のバイデン前副大統領と トランプ大統領が共倒れになれば、富裕層を敵とするエリザベス・ウォーレン上院議員が次期大統領ということもあり得るのでマーケット的には売り材料でしょう。 米中協議進展、金利上昇の買い材料と大統領弾劾の売り材料、どちらが強いかということになりますが、当分はドル買いのほうが優勢だと考えてます。

日本株は続落、米中協議の楽観後退と中国経済懸念-輸出や素材安い
ウォーレン氏の富裕税、敵とするPE業界に資金流入促す結果も

ユーロドル(EURUSD)

ドイツ指標改善したことから買い戻されていますが、来週は米中協議進展でドル買いが強くなると思われるので、下がると予想しています。

ポンドドル(GBPUSD)

ブレグジット党が保守党と議席を争わない方針を表明したことで、保守党有利の見方が強くなり、ポンドが上昇していますが、 これ以上はポジティブなニュースは出てこないと思われるので、今度は好材料出尽くしで下がる可能性が高いと予想しています。

【英総選挙2019】 ブレグジット党、与党・保守党と議席争わない方針

豪ドル円(AUDJPY)

雇用統計が予想外に悪かったことから大きく下げましたが、格好の押し目だと思っています。 来週は米中協議進展のニュースが予想されますので、上がると予想しています。

来週のトレード方針

ドル円は押し目買い。ユーロドルは戻り売り。ポンドドルは売り。豪ドル円は買い。

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2019年11月9日土曜日

来週(2019年11月11日~2019年11月15日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週のドル円はISMが予想より良かったことや米中協議の進展期待から、堅調な展開となりました。 一部米中協議に関してネガティブなニュースも流れてますが、引き続き進展期待の方が強いと見ておいた方が良さそうです。 ポンドは11/7のBOEで市場予想通り据え置きとなったものの、全会一致じゃなかったことで下げました。 今後のBOEで利下げ行われる可能性が出てきましたので、ポンドの上値は重くなりそうです。

ドル円(USDJPY)

前回悪かったISMが市場予想より良かったことでさらなる利下げ観測が後退し米金利が上昇している、 米中協議の進展期待でドル円は買いが強い状況となっています。 米中協議についてはネガティブな情報が少し出てきていますが、利下げについては打ち止め感が強まっているので、 ドル円の下値は堅いと思われます。米中協議に関するネガティブニュースで下がったら、買っておきたいところです。

トランプ氏、対中関税撤廃「合意していない」

ユーロドル(EURUSD)

あまり大きな材料はありませんが、ドルが買われる状況となっているため、相対的に下がることになると思われます。 上がったら売りでいいでしょう。

ポンドドル(GBPUSD)

ブレグジットの是非を問う総選挙を12月12日に控え、 その見通しに関す世論調査の結果で相場が動くことが予想されますが、 投票日はまだ1ヶ月程度先ですのでどちらか一方に動くことはないと考えています。 とりあえず最近の世論調査では保守党が有利なようですが、 保守党が有利ならポンドが上がるのか、それとも下がるのかよくわからないところもあるので、 しばらくは様子を見たほうが良いのでは無いかと考えています。

【英総選挙2019】 議会が解散、選挙期間が正式に開始

豪ドル円(AUDJPY)

11/5(火)のRBA政策金利発表では追加緩和の可能性は示唆されましたが、市場予想通り据え置きということで大きな下げにはなっていません。 米中協議進展期待もあって今後も堅調な展開を予想しています。ドル円と同じ様にネガティブニュースで下がったら買いたいところです。

来週のトレード方針

ドル円は押し目買い。ユーロドルは戻り売り。ポンドドルは様子見。豪ドル円は押し目買い。

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2019年11月2日土曜日

来週(2019年11月4日~2019年11月8日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週のポンドは、EUがブレグジットの期限を1月31日まで延長することを承認し、 英議会が12月12日に総選挙を行うことを可決したことで、「合意なき離脱」の可能性がほぼなくなり堅調な展開になりました。 総選挙まではまだ1ヶ月以上あるのでしばらくはレンジ相場になりそうです。 ドル円はFOMC直後に高値をつけた後に何故か米中協議に対する懸念が浮上し、週後半は軟調な展開になってしまいました。 アメリカ側の要人は米中協議は順調だと言っているのに謎の値動きです。マーケットメーカーによるはめ込みでしょうか。

ドル円(USDJPY)

FOMCは3回連続の利下げとなったものの、その後のパウエルFRB議長の記者会見で将来的な利上げを示唆したことで、 109円を超えて上昇したものの、日銀が追加緩和を行わなかったことや、 中国側が米中合意について懐疑的との怪しげな情報が流れたことで、週後半はドルが売られる展開になりましたが、 トランプ大統領を始めとするアメリカ側の高官が米中協議の順調さをアピールしていることや、 FRBの利下げ打ち止め観測によって、今後はドルが買われる展開になると予想しています。

米雇用者、予想上回る12.8万人増-スト克服、利下げ休止説裏付け
米中貿易協議、「原則コンセンサス」と中国-米も「進展」指摘

ユーロドル(EURUSD)

FRB利下げしたからなのか、「合意なき離脱」なくなったからなのか、よくわかりませんが比較的堅調な相場展開となっています。 しかし、FRB利下げ打ち止めによってドルが強くなると思われるので、堅調な相場が続くとは思えません。 すぐに大きく下がるということは無いかもしれないですが、ジリジリ少しずつ下がっていくと予想しています。

ポンドドル(GBPUSD)

ブレグジットの期限が来年1月31日まで延期され、12月12日に総選挙が行われることも決まったことで、 12月まではブレグジット絡みの値動きは一段落して当面は指標で動く相場になりそうです。特に11/7(木)のBOE政策金利では、 市場予想通り据え置きとなっても無駄に乱高下することが予想されます。指標による値動きは読みにくいので手を出さないほうが良いと思います。

イギリスのEU離脱、延期へ EUが来年1月末への延期で合意
【解説】 ブレグジット政局から解散総選挙へ なぜこうなった

豪ドル円(AUDJPY)

11/5(火)のRBA政策金利発表で利下げが行われた場合は大きく下げる可能性がありますが、おそらく市場予想通り据え置きでしょうから、米中協議は順調ということも考慮すると、上がる可能性が高いと思われます。下がったところを買いたいところです。

来週のトレード方針

ドル円は買い。ユーロドルは戻り売り。ポンドドルは様子見。豪ドル円は押し目買い。

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