2018年12月30日日曜日

来週(2018年12月31日~2019年1月4日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

12/31、1/2、1/3が東京市場休みで本邦勢が居ないという絶好のドル円売り仕掛けのチャンスということで、 短期筋によるドル円を売り仕掛けが来るのは確実だと思います。

ドル円(USDJPY)

短期筋の売り仕掛けで1/3までは円高ドル安が続くと思います。表面的なドル売りの理由は、政府機関の閉鎖が続いているということでしょう。 米雇用統計のある1/4には一旦買い戻しが入ると思いますが、それまでは場合によって108円を割ることもあるのでは無いかと予想しています。

ユーロドル(EURUSD)

ドル売りの流れからユーロドルは上がると予想しています。100pps程度の上げがあるかもしれません。

ポンドドル(GBPUSD)

ドル売りの流れからポンドドルも上がると予想しています。あと、新年の挨拶でメイ首相がブレグジットに何か言うかもしれません。 いずれにしろ、1/3までは上げる傾向が続くと予想してます。

豪ドル円(AUDJPY)

マティス国防長官の辞任がどの程度米国の対中関係に影響があるのかはわかりませんが、依然として改善は望み薄だと思います。 また、ドル売りの流れから豪ドル米ドルが上がったとしてっも豪ドル円も下がると思います。

2018年12月25日火曜日

ドイツ銀行問題 7500兆円のCDS(デリバティブ)危機 #世界的金融危機

ドイツ最大の民間銀行である「ドイツ銀行(どいつぎんこう)」が、7500兆円のCDSを抱え経営破綻の危機に陥っているとされる問題。 ドイツ銀行が破綻した場合、EU(欧州連合)を中心にリーマンショックを遥かに上回る世界的な金融危機が発生すると考えられている。

しかし、ヘッジファンドがドイツ銀行株を空売りしているとの情報もありドイツ銀行の株価は大幅に下がっているものの、 ドイツ銀行が破綻した場合の影響はあまりにも大きいため、リーマンショック時のAIGのようにこれまでのルールは捻じ曲げられ、 政府によって救済される可能性が高い。

神王リョウ氏がドイツ銀行問題を解説

ドイツ銀行のCDSをリーマンブラザーズのCDSと比較して考える - せみりたいあ研究所

CDS(Credit default swap、クレジット・デフォルト・スワップ)とは

CDS(Credit default swap、クレジット・デフォルト・スワップ)とは、 債券や貸付債権などの信用リスク(クレジット・リスク) の移転を目的とするクレジット・デリバティブ取引の一つで、 CDSの買い手が売り手に一定の手数料を支払い、投資先がデフォルト(債務不履行)となった場合、売り手が損失を肩代わりして「保険金」を支払うというもの。

2008年9月に米リーマン・ブラザーズが破綻したリーマンショックでは、 大量のCDSの売り手だった米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が経営危機に陥ったが米政府が救済している。

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)とは

2018年12月23日日曜日

来週(2018年12月24日~2018年12月28日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

来週はクリスマスということもあって市場が休みの日が多いですが、FOMC以後に米国株価が急落して相場が動いていますので、 取引量が少なくなることもあって短期筋の仕掛け的な動きがある可能性があるのではないかと思ってます。

ドル円(USDJPY)

FRBの利上げによる米国株の急落によって「リスク回避の円買い」の流れが続くと予想しています。 24日は平成最後の天皇誕生日の振替休日で東京市場が休み、25日はクリスマスで大半の欧米市場が休みということもあって、円高の状況は変わらないと思います。 短期筋の売り仕掛けには要注意です。戻すとしたら本邦勢の実需買いが入りそうな26日以降でしょう。

ユーロドル(EURUSD)

FOMC後の株価下落でリスクオフとなっているので、ユーロよりはドルが強い状況になると思います。1.13を割る展開も考えられると思います。

ポンドドル(GBPUSD)

ブレグジットに関してはクリスマス休暇で動きが少なくなると思いますが、ユーロ同様リスクオフという理由で売られるのでは無いかと思います。 1.25から1.27のレンジと予想しています。

豪ドル円(AUDJPY)

中国と米国の対立はかなり根が深そうなので、その影響で豪ドルは売られる展開が続くと予想しています。 すでに78円台前半まで下がってますが更に下がるのではないでしょうか。

メリークリスマス。

2018年12月21日金曜日

FRBが今年(2018年)4回目の利上げを強行、ダウ平均株価が急落

米国の中央銀行に当たるFRBが現地時間の2018年12月19日まで(日本時間20日)開催したFOMC(連邦公開市場委員会)で、 今年(2018年)4回目となる利上げを決定した。利上げ幅は0.25%で、これによってフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は2.25─2.50%となる。

米国株の株価が下落していることから、今回のFOMCでは利上げが見送られるのでは無いかという市場関係者の期待があったが、 市場関係者らの期待を無視して、断固として利上げを実施するFRBの強い姿勢が鮮明になった格好だ。

利上げの発表を受けてNY株式市場では株価が急落、ダウ平均株価は一時500ドルを超える大幅な下落となった。

FOMCの前にFRBの利上げへの強い不満を表明していたトランプ大統領が今回のFRBによる利上げに反発するのは確実で、 今後トランプ大統領とFRBの対立が表面化する可能性もある。

今回利上げしたことでしばらく利上げは行われないと予想されるが、FRB関係者が更に利上げを進めるような発言を行えば、 さらに株価の下落を招くことも考えられる。

米株価の下落は「リスクオフ」ということで円高となるので、ドル円の買いは慎重にならざるを得ないだろう。

米FRBが25bpの利上げ決定、来年の引き締めペースは減速

2018年12月16日日曜日

来週(2018年12月17日~2018年12月21日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週はイギリスのEU離脱合意議会採決が延期されたことで、残念ながら期待されたポンドの乱高下は空振りという事態になってしまいました。 来週の目玉は20日のFOMCですが、利上げが延期されるということになれば大きくドルが下がる可能性もあります。

ドル円(USDJPY)

12/20のFOMCではおそらく利上げされるのでしょうが、今後利上げペースが下がるとか、来年の利上げ回数を減らすとか、 ハト派的な材料が出てくるのでは無いかという観測が出てきているので、ドル円が大きく上げる展開にはならないと予想しています。 FOMCまでは113円~114円程度の値動きになるのではないでしょうか。

ユーロドル(EURUSD)

ECBでQEは今月で予定通りし終了すると発表されたものの、ドラギ総裁が経済状況が弱いと言ったことで、 利上げ観測が後退しユーロが下がってますが、それほど強く売りこまれる材料でもなさそうなので来週は持ち直すと予想しています。 FOMC後はドル次第でしょうが、FOMCまでは1.13から1.14くらいのレンジになるのでは無いでしょうか。

ポンドドル(GBPUSD)

ブレグジットに関しては議会採決延期(来年1月21日以前には採決するということですが・・・)、メイ首相の信任で一旦大暴落は回避されましたが、 議会採決で承認される可能性は相変わらずほぼないということで、上がりにくい状況が続くと思います。 売りを急ぎすぎた短期筋のショートカバーで上がったとしても、すぐに売られるのではないでしょうか。
議会採決の日程が明らかになっていないので、新しい材料が出てくれば別ですが当面は様子見で大きな値動きは無いと予想しています。 1.25から1.27といったところでしょうか。

延期されたブレグジット案の議会採決、「来月21日以前に」実施へ

豪ドル円(AUDJPY)

中国の自動車関税引き下げを発表したことで米中貿易戦争が緩和されるという観測も出てますが、アメリカの強硬姿勢ですぐに打ち消されると思います。 また、ファーウェイ幹部の逮捕に関して中国は強く反発しているので、報復措置で米中対立激化懸念から豪ドルは売られる展開になると予想しています。 80.0から81.5くらいでしょうか。

中国、自動車関税を一律15%引き下げ 米に歩み寄り 中国当局、カナダ元外交官を拘束。一方、カナダはファーウェイCFOを保釈

2018年12月9日日曜日

来週(2018年12月10日~2018年12月14日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

来週の目玉はなんと言っても、イギリスのEU離脱合意が議会採決で承認されるかどうかですね。ポンドを中心に大きく相場が動きそうです。

ドル円(USDJPY)

FRB理事が12月に利上げしない可能性に言及したことで利上げ期待が後退。米中対立激化への懸念もあって軟調な展開なると予想しています。 それでも、112円台前半では買いが入ると思うので、112円台前半から113円前半といったところでしょうか。

ユーロドル(EURUSD)

ユーロ自体にそれほど大きな材料は今の所なさそうですが、13日のECB理事会(ドラギ総裁会見有り)や要人発言が予定されていて、 イギリスのEU離脱合意についての採決もあるのでそれなりに動くのでは無いかと予想しています。 1.13から1.15くらいのレンジになるのでは無いでしょうか。

ポンドドル(GBPUSD)

12月11日午後7時(日本時間12日午前4時)から予定されているEU離脱合意の採決次第で大幅な変動が予想されます。 合意なき離脱になると思われるなら下は1.20から、EU残留になると思われるなら上は1.35もあり得ると思っています。 採決の前にも要人発言や観測記事などで激しく動く可能性も考えられます。

週間為替展望(ポンド/加ドル)-ポンド、11日の離脱案採決次第か

豪ドル円(AUDJPY)

米中貿易戦争「一時休戦」で豪ドルは上がると予想してましたが、中国の大手通信会社ファーウェイ(華為技術)のCFOがカナダで拘束された「ファーウェイショック」で、 米中対立激化懸念から逆に下がる展開になってしまいました。当面米中関係が良くなるような状況ではないので、豪ドルは軟調な展開が続きそうです。 80.0から81.5くらいでしょうか。

一難去ってまた一難、ファーウェイ・ショックなどから金融市場はさらに不安定に

2018年12月6日木曜日

ファーウェイ(華為技術)CFO「孟晩舟(メンワンツォウ)」逮捕で日経平均株価が一時600円以上急落

中国の大手通信機器メーカー「ファーウェイ(華為技術)」のCFO「孟晩舟(メンワンツォウ)」がカナダで逮捕されたことで、米中対立激化への懸念から日経平均株価は一時600円以上急落した。

孟晩舟(メンワンツォウ)CFO(最高財務責任者)は、創業者の任正非氏の娘でファーウェイの取締役会副会長の1人。 逮捕理由はイランに対する制裁違反と報道されているが、カナダ当局は逮捕理由を明らかにしていない。

在カナダ中国大使館はウェブサイトに掲載した短い声明で、 「カナダ警察は米国の要請により、米国やカナダのいかなる法律にも違反していない中国国民を逮捕した」 「中国は米国とカナダに対し、誤った行動を改め、孟氏の自由を回復するよう、厳正に抗議した」 孟氏の即時釈放を求めている。

孟氏の逮捕されたことによって、米中対立が激化するのではないかとの懸念から中国関連の銘柄が売られ日経平均株価は急落、他のアジア市場でも株価が大幅に下落した。

12月1日に行われた米中首脳会談で「米中貿易戦争」の一時休戦で合意したことから、米中関係の改善が期待されたが、今後両国動向によって株価が急落するなど市場が混乱する可能性も出てきた。

ファーウェイCFO逮捕、米制裁違反か 中国抗議で新たな火種に

2018年12月2日日曜日

来週(2018年12月3日~2018年12月7日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

来週は12月1日(現地時間)に行われた注目の米中首脳会談で貿易戦争激化回避で合意したことで、ドル買い、豪ドル買いになると思います。 ドル買いの影響でユーロドル、ポンドドルは軟調な展開になるでしょうが。

ドル円(USDJPY)

米中合意の内容はとりあえず追加関税を90日猶予するということのようですが、方向的には米中貿易戦争は緩和する方向になりそうなので、期待感からドル買いになると予想します。

米、中国への追加関税を90日猶予 首脳会談で合意

ユーロドル(EURUSD)

ユーロが買われる材料は当面なさそうなので、軟調な状況が続くと予想しています。

ポンドドル(GBPUSD)

ブレグジット関して12月11日予定されている議会承認が否決されそうというニュースしか出てこないと思われるので、上がってもすぐ下がってしまう展開になると予想します。

豪ドル円(AUDJPY)

米中首脳会談合意ということで、激化する一方の貿易戦争懸念で下がっていた豪ドルは上がると予想しています。長期的見て豪ドル円買いの絶好のチャンスでは無いでしょうか。