来週の目玉はなんと言っても、イギリスのEU離脱合意が議会採決で承認されるかどうかですね。ポンドを中心に大きく相場が動きそうです。
ドル円(USDJPY)
FRB理事が12月に利上げしない可能性に言及したことで利上げ期待が後退。米中対立激化への懸念もあって軟調な展開なると予想しています。 それでも、112円台前半では買いが入ると思うので、112円台前半から113円前半といったところでしょうか。
ユーロドル(EURUSD)
ユーロ自体にそれほど大きな材料は今の所なさそうですが、13日のECB理事会(ドラギ総裁会見有り)や要人発言が予定されていて、
イギリスのEU離脱合意についての採決もあるのでそれなりに動くのでは無いかと予想しています。
1.13から1.15くらいのレンジになるのでは無いでしょうか。
ポンドドル(GBPUSD)
12月11日午後7時(日本時間12日午前4時)から予定されているEU離脱合意の採決次第で大幅な変動が予想されます。
合意なき離脱になると思われるなら下は1.20から、EU残留になると思われるなら上は1.35もあり得ると思っています。
採決の前にも要人発言や観測記事などで激しく動く可能性も考えられます。
週間為替展望(ポンド/加ドル)-ポンド、11日の離脱案採決次第か
豪ドル円(AUDJPY)
米中貿易戦争「一時休戦」で豪ドルは上がると予想してましたが、中国の大手通信会社ファーウェイ(華為技術)のCFOがカナダで拘束された「ファーウェイショック」で、
米中対立激化懸念から逆に下がる展開になってしまいました。当面米中関係が良くなるような状況ではないので、豪ドルは軟調な展開が続きそうです。
80.0から81.5くらいでしょうか。
一難去ってまた一難、ファーウェイ・ショックなどから金融市場はさらに不安定に
0 件のコメント:
コメントを投稿