2019年7月27日土曜日

来週(2019年7月29日~2019年8月2日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週はFRBの大幅利下げ観測の後退からドル円は堅調でした。GDPも市場予想より良くドル円は上げましたが109円には届かず、 7/31のFOMCに対する警戒感が感じられました。

ドル円(USDJPY)

7/30に日銀金融政策決定会合、7/31にFOMCが予定されているので、日米金利差縮小への思惑から円高になると予想しています。 FOMCでは0.25ポイントの利下げになるのでしょうが、フォワードガイダンスやパウエル議長の記者会見でさらなる利下げ示唆されるかどうかによって その後の展開は大きく変わりそうです。最近発表された経済指標はそれほど悪くないことから、連続利下げは否定される可能性が高いと思っています。 下がったところでは買いたいと思っています。

ユーロドル(EURUSD)

利下げすらあるのではないかと予想されていた7/25(木)のECBですが、結局据え置きで一時大きく上昇したユーロドルですが、金曜日は下げる展開となりました。 記者会見ではドラギ総裁はハト派的な発言をしていましたが、具体的に金融緩和策について話し合いが行われているわけでは無いようです。 週前半はFOMCでの大幅利下げ期待で買われる展開になると予想しています。FOMCで大幅利下げがなければまた売られるでしょうが。

ポンドドル(GBPUSD)

「合意なき離脱」も辞さないという強硬派のボリス・ジョンソン新首相就任で、「合意なき離脱」はほぼ確実になりました。 悪材料出尽くしで上る可能性もありますが、普通に考えれば下がると思っておいた方が良いでしょう。要人発言などで上がったら売りで良いと思います。

見直し拒否なら「合意なき離脱」=英首相、EUに圧力
英首相の「脅し」拒絶=離脱案を堅持-EU:時事ドットコム

豪ドル円(AUDJPY)

過去最低の1%まで金利が下がってますが、RBAがこれから先更に利下げするだろうという予測が出ていて、あまり上げは見込め無さそうです。 米中協議進展で上がったら売りで良いと思います。

来週のトレード方針

ドル円、豪ドル円、ポンドドルは戻り売り、ユーロドルは週前半は買い、後半は売り。

2019年7月20日土曜日

来週(2019年7月22日~2019年7月26日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

7月大幅利上げ観測の後退でドル高傾向になると思われた今週ですが、ウィリアムズNY連銀総裁のハト派発言や 韓国による予想外の利上げによって円高ドル安となり、ドル円は一時107円台前半まで下げる展開となりました。 金曜日にはボストン連銀総裁の「利下げは待つべき」発言で、 7月大幅利上げ観測が後退しドルが若干買い戻されましたが、 市場関係者による7月大幅利上げ期待は7/31のFOMCまでゾンビのように何度も復活してきそうです。

ドル円(USDJPY)

来週からはブラックアウト期間に入るためFRBの要人発言はなくなりますが、一部報道機関による相場操縦狙いのフェイクニュースに要注意です。 おそらく7/31のFOMCでは0.50ポイントの大幅利下げは無いでしょうが、期待だけが独り歩きしている状況なので、ドル円も上がりにくい状況が続きそうです。 ただし、7/26(金)の米GDPは良いと思われるので週後半はドルが買われると予想しています。現在107円台後半のドル円ですが、 場合によっては109円ということもあり得ると思っています。

NY連銀総裁:景気刺激必要な兆候顕在化なら金融当局は迅速に行動を - Bloomberg
ボストン連銀総裁「利下げは待つべき」 強い米景気踏まえ
7月の米利下げ幅、0.5ポイント予想が急速にしぼむ

ユーロドル(EURUSD)

7/25(木)のECBで金融緩和姿勢が示されると思われているので、ユーロは売られると予想しています。 米国の7月大幅利下げ観測後退も売り材料ですし、1.12を割ってくるのは確実でしょう。

ポンドドル(GBPUSD)

真意不明のバルニエ発言や英議会による「合意なき離脱」阻止議会採決によって、予想外にポンドが買い戻される展開となりました。 ただし、これは一時的な上昇で来週次期首相がジョンソン前外相に決まればまた下がると予想しています。ポンドを売るなら今がチャンスかも知れません。

豪ドル円(AUDJPY)

特に大きな材料は無さそうなので、新たに米中貿易戦争関係の材料が出てこなければドル円の上昇に伴って上がりそうです。 基本的には買いで良いと思っています。

来週のトレード方針

ドル円、豪ドル円は押し目買い、ユーロドル、ポンドドルは戻り売り。

2019年7月13日土曜日

来週(2019年7月15日~2019年7月19日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

先週の雇用統計が良かったことからドル高傾向で一時は109円を超えるかと思われたドル円ですが、 水曜日の議会証言でパウエルFRB議長が利下げに前向きな姿勢を示したことから一転して急落、 木曜日に一旦戻したものの、金曜日はまた下げて107円台後半で終了ということになりました。 来週の月曜日(海の日)は日本とトルコが休みなので、トルコリラ絡みで売り仕掛け的な何かがあるかも知れません。 スワップ狙いでユーロトルコリラをショートをしている人は要注意です。

ドル円(USDJPY)

月曜日が海の日で東京市場が休みなので金曜日に引き続き週明けはドル円は安く始まる可能性が高いと思いますが、 今週発表された米CPI、米PPIが良かったことから、7/16の米小売売上高(21:30)が市場予想より良くなり、 米金金利上昇で上げに転換するのでは無いかと予想しています。

ユーロドル(EURUSD)

米FRBが予想以上に利下げに前向きということで週前半は上がると思います。その後は、ECBも金融緩和姿勢を打ち出してますから、 7/25のECB政策金利向けて下げ基調になると予想しています。週前半に上げたところで売りたいところです。

ポンドドル(GBPUSD)

次期首相はやはり離脱強硬派のジョンソン前外相になりそうです。週前半はドルが弱そうなので上がると思いますが、「合意なき離脱」への懸念もあって 次第に下げ傾向になっていくと予想しています。上がったところで売りを入れていきたいです。 また、来週は重要な英指標がかなりあってその結果で乱高下もあると思われますので相変わらずトレードは難しいと思います。

豪ドル円(AUDJPY)

月曜日の中国指標(GDP、小売売上高など)の結果で大きく動きそうです。米中貿易戦争や最近の中国指標が良くないということもあって、 あまりいい数字が出るとは思えません。月曜日の豪ドル円は安く始まるのでは無いでしょうか。

来週のトレード方針

週前半はドル円、豪ドル円については下げ材料が強そうなので売り、ユーロドル、ポンドドルは買い。 週中からドル円、豪ドル円は押し目買い、、ユーロドル、ポンドドル戻り売り。

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2019年7月6日土曜日

来週(2019年7月8日~2019年7月12日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週は米中首脳が米中協議再開で合意したことから、ドル円は上窓で始まりましたが、 ペンス副大統領が緊急事態でイベントをキャンセルしてホワイトハウスに戻るなどと報じられると急速に下落、 一時は107円台半ばまで下落しましたが、予想外に良かった米雇用統計によって、108円台半ばまで上昇して終了しました。 ドルの上昇に伴って、ユーロドル、ポンドドルは大幅に下落しています。

ドル円(USDJPY)

7/5(金)に発表された米雇用統計が予想以上に良かったことから、金曜日は7月のFOMCでの利下げ期待が若干後退し、ドル円は上昇し米株価は一時大きく下落するという展開になりました。 週明けもその流れが続く可能性が高いですが、7/10(水)にパウエルFRB議長発言(23:00)、FOMC議事要旨(27:00)があるので、 次第に再度利下げ期待が高まると思われます。レート的には上げ材料下げ材料交錯で引き続き107.50から108.50のレンジ相場を予想しています。

FRB、利下げの用意あるとあらためて示唆-議会へ政策報告書で

ユーロドル(EURUSD)

ECBの金融緩和姿勢と米雇用統計で米国の利下げ期待がやや後退したことから、大幅に下がっていますが、来週は多少戻すのでは無いかと予想しています。 現在のレートは売られすぎな印象なので、戻りを待って売りで入りたいです。

ポンドドル(GBPUSD)

ブレグジットについては、次期首相候補がいろいろ言っているようですが、「合意なき離脱」以外に選択肢はなさそうです。また、BOE(英中央銀行)がハト派的な姿勢を見せていることから、 あまり上がるような展開にはならないと予想しています。とはいえ、それでも一時的に上がることもあるでしょうから、上がったら売りで良いと思っています。 当分は積極的にトレードしていく通貨ペアではないと思っています。

豪ドル円(AUDJPY)

RBAによる利下げが行われま一時的には下がりましたが、売り材料出尽くしで買い戻されています。すぐにまた金利を引き下げるというは考えにくいので、 豪ドル円については堅調な展開を予想しています。

来週のトレード方針

ドル円は戻り売り、ユーロドルは戻り売り、ポンドドルは戻り売り、豪ドルは押し目買い。