2019年7月20日土曜日

来週(2019年7月22日~2019年7月26日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

7月大幅利上げ観測の後退でドル高傾向になると思われた今週ですが、ウィリアムズNY連銀総裁のハト派発言や 韓国による予想外の利上げによって円高ドル安となり、ドル円は一時107円台前半まで下げる展開となりました。 金曜日にはボストン連銀総裁の「利下げは待つべき」発言で、 7月大幅利上げ観測が後退しドルが若干買い戻されましたが、 市場関係者による7月大幅利上げ期待は7/31のFOMCまでゾンビのように何度も復活してきそうです。

ドル円(USDJPY)

来週からはブラックアウト期間に入るためFRBの要人発言はなくなりますが、一部報道機関による相場操縦狙いのフェイクニュースに要注意です。 おそらく7/31のFOMCでは0.50ポイントの大幅利下げは無いでしょうが、期待だけが独り歩きしている状況なので、ドル円も上がりにくい状況が続きそうです。 ただし、7/26(金)の米GDPは良いと思われるので週後半はドルが買われると予想しています。現在107円台後半のドル円ですが、 場合によっては109円ということもあり得ると思っています。

NY連銀総裁:景気刺激必要な兆候顕在化なら金融当局は迅速に行動を - Bloomberg
ボストン連銀総裁「利下げは待つべき」 強い米景気踏まえ
7月の米利下げ幅、0.5ポイント予想が急速にしぼむ

ユーロドル(EURUSD)

7/25(木)のECBで金融緩和姿勢が示されると思われているので、ユーロは売られると予想しています。 米国の7月大幅利下げ観測後退も売り材料ですし、1.12を割ってくるのは確実でしょう。

ポンドドル(GBPUSD)

真意不明のバルニエ発言や英議会による「合意なき離脱」阻止議会採決によって、予想外にポンドが買い戻される展開となりました。 ただし、これは一時的な上昇で来週次期首相がジョンソン前外相に決まればまた下がると予想しています。ポンドを売るなら今がチャンスかも知れません。

豪ドル円(AUDJPY)

特に大きな材料は無さそうなので、新たに米中貿易戦争関係の材料が出てこなければドル円の上昇に伴って上がりそうです。 基本的には買いで良いと思っています。

来週のトレード方針

ドル円、豪ドル円は押し目買い、ユーロドル、ポンドドルは戻り売り。

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