先週の雇用統計が良かったことからドル高傾向で一時は109円を超えるかと思われたドル円ですが、 水曜日の議会証言でパウエルFRB議長が利下げに前向きな姿勢を示したことから一転して急落、 木曜日に一旦戻したものの、金曜日はまた下げて107円台後半で終了ということになりました。 来週の月曜日(海の日)は日本とトルコが休みなので、トルコリラ絡みで売り仕掛け的な何かがあるかも知れません。 スワップ狙いでユーロトルコリラをショートをしている人は要注意です。
ドル円(USDJPY)
月曜日が海の日で東京市場が休みなので金曜日に引き続き週明けはドル円は安く始まる可能性が高いと思いますが、
今週発表された米CPI、米PPIが良かったことから、7/16の米小売売上高(21:30)が市場予想より良くなり、
米金金利上昇で上げに転換するのでは無いかと予想しています。
ユーロドル(EURUSD)
米FRBが予想以上に利下げに前向きということで週前半は上がると思います。その後は、ECBも金融緩和姿勢を打ち出してますから、
7/25のECB政策金利向けて下げ基調になると予想しています。週前半に上げたところで売りたいところです。
ポンドドル(GBPUSD)
次期首相はやはり離脱強硬派のジョンソン前外相になりそうです。週前半はドルが弱そうなので上がると思いますが、「合意なき離脱」への懸念もあって
次第に下げ傾向になっていくと予想しています。上がったところで売りを入れていきたいです。
また、来週は重要な英指標がかなりあってその結果で乱高下もあると思われますので相変わらずトレードは難しいと思います。
豪ドル円(AUDJPY)
月曜日の中国指標(GDP、小売売上高など)の結果で大きく動きそうです。米中貿易戦争や最近の中国指標が良くないということもあって、
あまりいい数字が出るとは思えません。月曜日の豪ドル円は安く始まるのでは無いでしょうか。
来週のトレード方針
週前半はドル円、豪ドル円については下げ材料が強そうなので売り、ユーロドル、ポンドドルは買い。 週中からドル円、豪ドル円は押し目買い、、ユーロドル、ポンドドル戻り売り。
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