2019年9月29日日曜日

来週(2019年9月30日~2019年10月4日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

先週金曜日に中国が農場視察をキャンセルしたという話でドル円が下げましたが、その後はそれを打ち消す形の情報が流れ、 ドル円、豪ドル円は堅調な展開となりました。ポンドは議会再開で「合意なき離脱」懸念の後退で、上がると思われましたが、 ジョンソン首相が再三に渡って10月31日には必ず離脱すると言いまくったせいか、結局下がる展開になってしまいました。

ドル円(USDJPY)

一部通信社が中国企業を米国の株式市場から排除するという報道をしてますが、 来週は国慶節(中華人共和国の建国記念日)で10/1から中国が休みということで、 週前半はここぞとばかりに10月第2週から予定されている閣僚級協議に向けて、 アメリカ側から強気の牽制発言は出てくると思われ、週前半は軟調な展開を予想しています。 ただし、金曜日にはおそらく良いと予想される雇用統計があるので、週後半はその期待で買い戻されると思ってます。 輸出企業の円買いドル売りも有りそうということなので、レート的には107円台前半から108円台半ばまでといったところでしょうか。

米政権、中国企業の米株式市場から排除も検討か 報道

ユーロドル(EURUSD)

フランスやドイツの経済指標が悪いということで、軟調な展開になってますが、売られ過ぎな印象もあるので、少し買い戻されるのでは無いかと予想しています。

ポンドドル(GBPUSD)

ジョンソン政権による議会閉会は違法という最高裁判決で、議会が再開されポンドが買われると思われましたが、 ブレグジットに対するジョンソン首相の強硬姿勢や「利下げが必要」というMPC委員の発言もあってポンドは下げる展開となっています。 しかし、実際に「合意なき離脱」が確定するのはまだ先と思われますので、当面の悪材料出尽くしということで来週は上がるのではないかと予想しています。

混迷の英議会再開 ジョンソン、野党に不信任提出かEU離脱見守るか二者択一迫る

豪ドル円(AUDJPY)

9/30には中国指標、10/1は政策金利発表発表で利下げが予想され、米中関係悪化への懸念も出ていることもあって、週前半は売られると思われます。 10/1以降は米中関係に関するニュース次第ですが、買い戻されると可能性が高いと予想してます。

来週のトレード方針

ドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円すべて押し目買い。(週前半に下がったところをロング)

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2019年9月22日日曜日

来週(2019年9月23日~2019年9月27日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週は比較的堅調だったドル円でしたが、中国が予定されていた農場視察をキャンセルしたというニュースが金曜日に流れ、 次官級協議が行われていた米中協議に対する懸念から、108円を割り107.50台まで下落しました。 合意に前向きと見られていた米中両国の姿勢がやや後ろ向きになったことで、来週の週明けは米ドル、豪ドルが売られる展開になりそうです。 ポンドは木曜日にEUのユンケル委員長が「合意は可能」とかいういい加減な発言で、大幅に上昇しましたが、金曜日には全戻しになりました。

ドル円(USDJPY)

注目された9/18日のFOMCでは市場予想通り0.25%の利下げということでそれほど大きな値動きにはなりませんでしたが、 今後の見通しがややタカ派ということでドルが買われ株が売られました。ただし、パウエル議長の発言では年内追加利下げにそれほど否定的というわけではなさそうなので、 利下げ期待継続で大きくドルが上げるということにはなりませんでした。しかし、今後も大幅利下げは無さそうなので、当分は大幅利下げ期待で大きくドルが売られるということはないと予想しています。

しかしながら、金曜日には米中貿易戦争懸念が再燃でドル売りとなりました。10月10日頃に閣僚級会議が予定されているので、このまま決裂ということにはならないと思いますが、 あまり楽観できる状況でも無さそうです。大幅利下げ期待はともかくとして、米中貿易戦争懸念でドル売りとなる可能性は残ってます。 米中協議はすぐに結果が出るわけではないので、それほど大きな値動きにはならないでしょうが、当分はトランプ砲や中国当局者の発言で相場が振り回される展開が予想されます。

FRBが0.25%追加利下げ 緩和継続は判断割れる
中国代表団、米農場の視察取りやめ帰国前倒し-貿易協議に暗雲

ユーロドル(EURUSD)

特に大きく動くような材料は無さそうなので、ドルの動向によって相場が動くことになりそうです。来週はドルが軟調そうなので少し上がると予想しています。

ポンドドル(GBPUSD)

相変わらずブレグジット関係のニュースで相場が動く状況が続いています。EUのユンケル委員長の「合意は可能」という発言で木曜日には大幅に上昇したポンドですが、 金曜日にはほぼ上昇前の水準に下がっています。 今後もユンケル委員長やメルケル首相の楽観的な発言でポンドが上る可能性はありますが、 ジョンソン政権によるバックストップ代替案をアイルランドが受け入れる可能性は低そうなので、最終的には「合意なき離脱」になると思われます。 ポンドドルは上がったら売りの戻り売りで良いでしょう。

欧州委員長「合意は可能」、英EU離脱巡り

豪ドル円(AUDJPY)

利下げ前倒し観測が浮上し、米中貿易戦争再燃への懸念が出てきたことから、軟調な展開になると予想しています。米中協議についてはポジティブなニュースもが出てくる 可能性もあるので難しいところです。米中協議の状況がはっきりするまで様子見したほうが良さそうです。

来週のトレード方針

ドル円、ポンドドルは戻り売り。ユーロドルは押し目買い。豪ドル円は様子見。

2019年9月14日土曜日

来週(2019年9月16日~2019年9月20日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週は米中協議に関連して具体的に追加関税の適用延期や農産物の購入など米中両国が歩みよる姿勢を見せたことでドル円、豪ドル円は大きく上昇しました。 ユーロについては9/12にECBが金融緩和策を発表しましたが、その後は打ち止め感からか反発し、堅調な値動きになっています。 また、ポンドは離脱延期法案が可決されジョンソン首相は提出した解散総選挙の動議も否決されたことで、「合意なき離脱」懸念が後退し大きく上昇しています。

ドル円(USDJPY)

米中協議についてはキチガイじみた強硬派のボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)をクビにしたことでやっと合意に向けて動き出したようです。 米中両国が具体的に歩み寄る姿勢を打ち出してきてますので、今後の進展が期待でき、ドル円は堅調な値動きになると予想しています。 9/18(水)にFOMCで市場関係者がびっくりするような大幅な利下げが行われなければ、 イラン核合意や香港デモも緊張緩和の方向で動いているのでドル円が大きく下げる材料はないと思っています。 ただし、トランプ大統領のツイートや一部通信社によるフェイクニュースもあるのでそれなりの警戒は必要でしょう。

トランプ氏、対中関税を2週間延期 「善意のしるし」とツイート
中国が米農産物の購入奨励、追加関税対象から除外-交渉前に善意
米、北朝鮮・イランで対話進展も=強硬派ボルトン氏解任

ユーロドル(EURUSD)

9/12(木)のECBに金利の引き下げとQEの再開が発表され一時的には大きく下げましたが、その後は大きく戻し、むしろ金融緩和策発表前の水準より上がっています。 これ以上の金融緩和は難しそうであることから、米国の利下げ期待を考えると相対的にユーロドルは上がっていくと予想しています。

ECBがQE再開、マイナス金利0.5%に深掘り 金利階層化も

ポンドドル(GBPUSD)

英議会でブレグジット延期法案が成立し、ジョンソン首相が出した解散総選挙の動議も否決、 EU側から離脱延期を容認するかのような発言もあって「合意なき離脱」懸念が大幅に後退しポンドが大きく上げています。 しかしながら、ジョンソン首相は相変わらず10月31日のEU離脱を主張しているので、結局は「合意なき離脱」になる可能性は残っています。 ポンドが急落する可能性も十分にあると思うので、ポンド買い(ロング)で安心ということはないと思ってます。 好材料は出尽くした感じなので上がったところでは売っていきたいと思っています。

どうなる英EU離脱問題 離脱延期法成立もジョンソン首相の姿勢変わらず…合意なき離脱の可能性高い

豪ドル円(AUDJPY)

米中協議が進展する可能性が高くなっているので、米中協議関連のニュースが出るたびに上昇すると思われます。 豪ドル円はすでに大きく上がってますが、押し目では買っていきたいところです。

来週のトレード方針

ドル円、ユーロドル、豪ドル円は押し目買い。ポンドドルは戻り売り。

2019年9月7日土曜日

来週(2019年9月9日~2019年9月13日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週はドル円、豪ドル円が9/1からの米中追加関税発動で月曜日の開始当初は一時下げましたが、それほど大きな下げではなく、 その後は、米中協議が行われるということで米中貿易戦争激化懸念が後退し、買い戻される展開となりました。米中関係に関しては、 悪材料が出尽くした格好で、ドル円、豪ドルは10月に予定されている閣僚級協議まで、堅調な相場が続きそうです。 また、ポンドは「合意なき離脱」を阻止する法案が成立し、ションソン首相が要求した議会の解散も否決され、 「合意なき離脱」懸念が後退して大幅に上昇しました。ポンドも当面は買われる展開となりそうです。

ドル円(USDJPY)

米中貿易戦争に関しては、米中両国の報復追加関税が発動しましたが、報復措置も出尽くしたようで、新たな報復措置は発表されていません。 10月にはアメリカで閣僚級協議が行われるということで、米中協議進展への期待からドル円は買われる展開になると思われます。 また、今月9/18(水)のFOMCで利下げが行われると予想されているものの、FRB理事らの発言から考えて利下げ幅は0.25%となりそうなので、 米金利の下げも一服し、その面でもドル高になりそうです。指標も比較的良さそうな消費者物価指数と小売売上高で、今週106.90円台で終えたドル円ですが、 来週は新たな下げ材料がなければ108円台を目指す展開になると予想しています。

FRB議長、景気拡大へ「適切に行動」と再表明 追加利下げ示唆
米中が10月にワシントンで貿易協議-相互不信感残るまま

ユーロドル(EURUSD)

9/12(木)のECBで大規模な金融緩和策が打ち出されるということで大きく下げていましたが、最近のECB関係者発言だと市場が期待するほどのというわけでは無さそうです。 ドルも強そうなのでそれほど大きく上げるということは無さそうですが、これまで売られ過ぎた反動で堅調な展開になると予想しています。

ラガルド氏「超金融緩和、当面継続」 ECB総裁候補、政策点検も

ポンドドル(GBPUSD)

今週再開された英議会でブレグジット延期法案が成立し、ジョンソン首相が出した解散動議も否決されたことで、「合意なき離脱」懸念が大幅に後退しポンドが大きく上げています。 来週9日にも再度議会解散の動議が出されるようですが、野党の反対により可決はほぼ不可能な状況で、ジョンソン首相が強行しようとしている10月31日のEU離脱は困難な状況になってきました。 ポンドなので100pipsや200pipsの押し目はありそうですが、基本的には上げが強くなると予想しています。

ブレグジット延期法案、英上院でも可決 野党4党は総選挙前倒しに抵抗へ

豪ドル円(AUDJPY)

米中貿易戦争激化懸念の緩和と9/3の政策金利発表で金利が据え置かれたことで、豪ドル円は大きく上昇しています。悪材料出尽くしということで当面は上げ基調が続くと思われます。

来週のトレード方針

ドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円すべて押し目買い。