2018年12月16日日曜日

来週(2018年12月17日~2018年12月21日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週はイギリスのEU離脱合意議会採決が延期されたことで、残念ながら期待されたポンドの乱高下は空振りという事態になってしまいました。 来週の目玉は20日のFOMCですが、利上げが延期されるということになれば大きくドルが下がる可能性もあります。

ドル円(USDJPY)

12/20のFOMCではおそらく利上げされるのでしょうが、今後利上げペースが下がるとか、来年の利上げ回数を減らすとか、 ハト派的な材料が出てくるのでは無いかという観測が出てきているので、ドル円が大きく上げる展開にはならないと予想しています。 FOMCまでは113円~114円程度の値動きになるのではないでしょうか。

ユーロドル(EURUSD)

ECBでQEは今月で予定通りし終了すると発表されたものの、ドラギ総裁が経済状況が弱いと言ったことで、 利上げ観測が後退しユーロが下がってますが、それほど強く売りこまれる材料でもなさそうなので来週は持ち直すと予想しています。 FOMC後はドル次第でしょうが、FOMCまでは1.13から1.14くらいのレンジになるのでは無いでしょうか。

ポンドドル(GBPUSD)

ブレグジットに関しては議会採決延期(来年1月21日以前には採決するということですが・・・)、メイ首相の信任で一旦大暴落は回避されましたが、 議会採決で承認される可能性は相変わらずほぼないということで、上がりにくい状況が続くと思います。 売りを急ぎすぎた短期筋のショートカバーで上がったとしても、すぐに売られるのではないでしょうか。
議会採決の日程が明らかになっていないので、新しい材料が出てくれば別ですが当面は様子見で大きな値動きは無いと予想しています。 1.25から1.27といったところでしょうか。

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豪ドル円(AUDJPY)

中国の自動車関税引き下げを発表したことで米中貿易戦争が緩和されるという観測も出てますが、アメリカの強硬姿勢ですぐに打ち消されると思います。 また、ファーウェイ幹部の逮捕に関して中国は強く反発しているので、報復措置で米中対立激化懸念から豪ドルは売られる展開になると予想しています。 80.0から81.5くらいでしょうか。

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