2019年11月24日日曜日

来週(2019年11月25日~2019年11月29日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週は米国議会が香港人権法案を可決したことに中国が反発して米中協議が難航するという懸念からドル円の上値が重い展開になりました。 ただし、トランプ大統領も中国側も米中協議には前向きな姿勢を見せているため大きく下げるようなことにはならず狭い値幅での値動きになりました。 トランプ大統領は香港人権法案にまだ署名していませんが、署名すればドルや豪ドルは一時的に下げることになると思います。
また、ポンドは保守党有利の世論調査で比較的高く推移してましたが、金曜日には製造業PMIが良くなかったことをきっかけに大きく下がる展開になりました。 上げ材料出尽くし感があるので、しばらくは下がる傾向が続くと思われます。

ドル円(USDJPY)

米中協議については米議会が可決した香港人権法案に中国が強く反発していることや、追加関税の扱いで意見の相違があると見られていることから、 すんなりとはいかないのでは無いかという観測が広がっていますが、だからといって交渉決裂ということにはならないと考えています。 ウクライナ疑惑も真っ黒なようなのでドル円がガンガン上がるということにはならないでしょうが、FRBは利下げを休止する姿勢を示していることから、 下がったら買われる展開になると予想しています。

中国 人民日報 内政干渉する米の香港人権法案は「紙くず」
米中貿易合意、越年も 関税、香港が重し
米FRB議事録公表 景気落ち込みのリスク減少と認識

ユーロドル(EURUSD)

指標以外にそれほど大きな材料がないのでそれほど大きく動くとは思っていませんが、ドイツ指標が悪ければ下がることになると思います。 基本的には下げ傾向にあると見ていますので、指標が良くて上がるようなことがあったら売りたいところです。

ポンドドル(GBPUSD)

世論調査で保守党というニュースが流れば少しは上がる局面もあると思いますが、好材料出尽くしで大きな指標もないので、基本的には下がると予想しています。 上がったら売りたいところです。

イギリス総選挙、第1週の政治献金はジョンソン首相の保守党が労働党の26倍

豪ドル円(AUDJPY)

香港絡みで米中関係に問題が出てきているので上がりにくい展開になると予想しています。また、指標が悪ければ大きく利下げ観測が強くなり、大きく下がることも考えられます。 どちらかといえば売りでしょう。

来週のトレード方針

ドル円は押し目買い。ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円は戻り売り。

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