今週は7/31のFRBの小幅利下げでドルが上昇し109円台をつけた後に、トランプ大統領が中国製品に対して9月1日から新たな関税を課すとTwitterに投稿、 それに対し中国も反発する姿勢を示していることから、上がった分の3倍も下がるというドル円をトレードしている人にはややこしい結果になりました。 当面は米中貿易戦争を材料にドルや豪ドルが売られやすい相場になりそうです。
ドル円(USDJPY)
7/31のFOMCで米国の大幅利下げ期待が後退し、これからはドル高かと思われた矢先に、
トランプ大統領が中国に対し新たな関税を課すと発表し、中国もそれに対して報復措置を取ると発表したことから米中協議決裂への懸念が強まり、
ドル売りが強くなっていますので、しばらくはドルが軟調な展開になりそうです。とは言え、米中協議については「中国が譲歩するなら
関税を掛けるのは待ってやってもいいよ」とかというトランプ大統領のツイートがある可能性もあるので、一方的に下がると考えるのは危険そうです。
むしろ、悪材料がかなり出た状態なので反発する可能性が高いと予想しています。ニュースには注意しながら買って行きたいところです。
ダウ280ドル安、「対中関税第4弾」表明で急落
NY株、2万7000ドル割れ=追加利下げ慎重発言を嫌気
ユーロドル(EURUSD)
今はドルが売られているので上がってますが、9月ECBでの金融緩和が予想されてますので、上がったところでは売りたいです。
ポンドドル(GBPUSD)
離脱強硬派が主要閣僚のジョンソン新政権が「合意なき離脱」へまっしぐらということで、ドルが売られてもポンドドルはそれほど上がらない状態です。
指標や要人発言などで上がることも考えられますが、上がったところではユーロ同様売りたいです。上がらなくても売りで入っても良いのかも知れません。
豪ドル円(AUDJPY)
米中貿易戦争への懸念から中国に対する輸出が多いオーストラリアの通貨である豪ドルが米ドル以上に下がる展開となってます。
将来的な利下げ観測も強いので豪ドル円の上げはあまり期待できそうありません。かなり下がった後なので今売りでもは入るのはおすすめできませんが、
米中貿易戦争への懸念緩和で上がることがあったら売りたいところです。
来週のトレード方針
ドル円は買い。ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円は戻り売り。
0 件のコメント:
コメントを投稿