今週はFRBに対する利下げ要求や中国に対する強硬姿勢を示すトランプ砲連発で、ドルは少し上がれば下がるという展開で、 金曜日にはついに105円台前半まで下がってしまいました。金曜日の終了間際には若干もどしましたが、 トランプ大統領の姿勢は変わらなそうなので来週もドルは軟調な展開になりそうです。
ドル円(USDJPY)
トランプ政権によるFRBに対する利下げ要求と中国に対する強硬姿勢が激しすぎて当面は大きく上昇する気配はありません。
香港のデモが過激化(中国は裏でアメリカが糸を引いていると非難)してますし、
来週は日本は盆休みでドル買いも少なくなると思いますので、何らかの理由で上がったら売りで良いと思います。
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ユーロドル(EURUSD)
次回のECBでの金融緩和観測やイタリアの政局不安で上がりにくいと予想しています。ドルも軟調が予想されるのでそれほど大きく下がるとも思えないですが、
上がるとも思えません。ユーロドルショートならスワップもプラスなので、上がったら売りの戻り売りで良いと考えています。
ポンドドル(GBPUSD)
ブレグジットに関する状況は変わらず、経済指標もよくないということで上がる要素はほとんどないと思います。
「合意なき離脱」回避されるかもという希望的観測記事で上がる可能性がまったくないとは言えないですが、それで上がったら絶好の売り場でしょう。
デイトレで考えるなら東京タイムから欧州タイム序盤にかけて上がったところをショートで良いと思います。
豪ドル円(AUDJPY)
さらなる利下げ観測と米中貿易戦争激化への懸念から依然として上がりにくい状況が続くと予想しています。
ただし、下げすぎた反動から反発するような動きも見えてますので、上がったところではショート、
下がったところではロングで入るのが良いかも知れません。
来週のトレード方針
ドル円、ユーロドルは戻り売り。ポンドドルは売り、豪ドル円は戻り売りに押し目買い。
ドル円に関してはFRBの9月1%利下げ否定発言で、跳ねる可能性もあるか。
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