金曜日の夜までは堅調だったドル円ですが、中国の報復関税の発表とそれにブチギレたトランプ大統領の更なる報復発言で急落し、 105円台前半まで戻ってしまいました。来週はそれに対する中国の報復措置の表明が予想されるので、週明けはドル円、豪ドル円は下げる状況が続きそうです。
ドル円(USDJPY)
注目されたジャクソンホールでのパウエルFRB議長発言については無難な内容でしたが、中国の報復関税発表とそれに対するトランプ大統領のブチギレツイートで
米中協議進展への期待は完全に吹っ飛んでしまいました。
ドル円は急落しすでに105円台前半まで下がってますが、来週は更に中国の報復措置の発表が予想されますので、更に下がる可能性が高いでしょう。
とはいえ、9月のFOMCに向けたFRBの要人発言で上がる可能性もあるので105円前半でショートショートもしたくありません。
悪材料が出尽くせば上がってくるでしょうから、それまでは様子見がいいと思ってます。
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ユーロドル(EURUSD)
米中貿易戦争激化でドルが売られる展開になると思われますので、月末のユーロ買いもあって来週はユーロドルは堅調な展開になると予想しています。
ユーロドルは買いでいいでしょう。
ポンドドル(GBPUSD)
ブレグジットに関してはドイツのメルケル首相やフランスのマクロン大統領が首脳会談後の記者会見で、
バックストップ問題の解決に取り組むと言ったことで「合意なき離脱」懸念後退でポンドが急騰しましたが、
実際に解決するのは難しそうなのでジリジリ下がってくるのではないかと予想しています。
とは言え、英国内の残留派の要人発言やEU側の希望的観測発言もあるでしょうから、下がる一方とは思えません。
要人発言を予測するのは無理なので手を出さないほうがいいでしょう。
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豪ドル円(AUDJPY)
米中貿易戦争激化でまたまた下げる展開になってしまいました。来週も上がりにくい状況が続きそうです。
悪材料出尽くしで上がってくるまでは、当分様子見したほうが良さそうです。
来週のトレード方針
ドル円は様子見。ユーロドルは買い。ポンドドルは様子見。豪ドル円は様子見。
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