2019年8月31日土曜日

来週(2019年9月2日~2019年9月6日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

米国による追加の報復関税によって一時は104.40円台まで急落したドル円ですが、その後はよくわからない買いやトランプ大統領の 「中国から電話があった」とかいう本当かどうかわからないツイートなどで、米中進展への期待から106円台半ばまで持ち直す展開になりました。 ただし、中国側の反応はあまり米中協議に積極的な印象ではないため、トランプ大統領が理由はよくわかりませんがでまかせでツイートしているのではないかという疑いがあります。 9/1に米国による報復関税が実施されれば、中国も対抗措置を取らざるを得ないでしょうから、週明けはドル円、豪ドル円が大きく下がりそうです。

ドル円(USDJPY)

米国は9/1(日)の中国からの輸入品に対する関税引き上げは予定通り行うようですので、当日にも中国政府が何らかの対抗措置を発表すると思われます。 先週トランプ大統領が「米中のコミュニケーションはうまく言ってる」とかツイートして、株やドルが上がりましたが、週明けには一気に売られると予想しています。 月曜日は下窓が予想されるので、明日(日曜日)のうちに取れる対策はしておいた方が良いでしょう。

米、対中関税「第4弾」9月1日に発動 正式に通知

ユーロドル(EURUSD)

ECBは9月に大規模な金融緩和策を実施するのではないとという思惑から大きく下げ、1.10を割ってしまいましたが、 来週は米中貿易戦争激化でドルが売られることになるでしょうから、ある程度買い戻されると予想しています。

ポンドドル(GBPUSD)

英議会が9/10日から10/14まで休会となったことで、 9/3にも提出されると思われる内閣不信任案が可決されるかどうかに注目が集まりそうです。 もし、内閣不信任案が可決されると「合意なき離脱」上等で突っ張っているジョンソン新政権は崩壊し、「EU残留」となる可能性も出てきます。 そうなると、ポンドの大幅な上昇が考えられるので、ポンドショートの人は要注意でしょう。 また、内閣不信任案が否決されたとしても、休会になるまでいろんな方法で「合意なき離脱」を阻止しようとする動きがあると思われるので、 来週いっぱいはポンドの乱高下は避けられないと思われます。ハイレバでポジションを持つのはやめておいた方が良いです。

英議会開会、EU離脱の直前=ジョンソン首相、有無言わせず強行突破
「合意なき」危険高まるか、いや減るかも-英議会閉会でEU当局者
【解説】 ブレグジットと英議会の閉会 ― 何が起きた?
英労働党、内閣不信任決議案提出か 次期首相はコービン氏?

豪ドル円(AUDJPY)

9/1からの関税引き上げは予定通りということなので、米中貿易戦争激化で下がることになると予想してます。とはいえ、さすが悪材料も出尽くすでしょうから、 下がりきったところで買うというのは有りだと思っています。

来週のトレード方針

ドル円は売りのち押し目買い。ユーロドルは買い。ポンドドルは内閣不信任案可決を見込んだ一発狙い。豪ドル円は押し目買い。

2019年8月24日土曜日

来週(2019年8月26日~2019年8月30日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

金曜日の夜までは堅調だったドル円ですが、中国の報復関税の発表とそれにブチギレたトランプ大統領の更なる報復発言で急落し、 105円台前半まで戻ってしまいました。来週はそれに対する中国の報復措置の表明が予想されるので、週明けはドル円、豪ドル円は下げる状況が続きそうです。

ドル円(USDJPY)

注目されたジャクソンホールでのパウエルFRB議長発言については無難な内容でしたが、中国の報復関税発表とそれに対するトランプ大統領のブチギレツイートで 米中協議進展への期待は完全に吹っ飛んでしまいました。 ドル円は急落しすでに105円台前半まで下がってますが、来週は更に中国の報復措置の発表が予想されますので、更に下がる可能性が高いでしょう。 とはいえ、9月のFOMCに向けたFRBの要人発言で上がる可能性もあるので105円前半でショートショートもしたくありません。 悪材料が出尽くせば上がってくるでしょうから、それまでは様子見がいいと思ってます。

中国、750億ドル相当の米製品に対する追加関税発表-米国に反撃
トランプ氏が対中関税引き上げ、報復に対抗 米企業に中国撤退も
NYダウ623ドル安、トランプ大統領の対中発言など受け

ユーロドル(EURUSD)

米中貿易戦争激化でドルが売られる展開になると思われますので、月末のユーロ買いもあって来週はユーロドルは堅調な展開になると予想しています。 ユーロドルは買いでいいでしょう。

ポンドドル(GBPUSD)

ブレグジットに関してはドイツのメルケル首相やフランスのマクロン大統領が首脳会談後の記者会見で、 バックストップ問題の解決に取り組むと言ったことで「合意なき離脱」懸念後退でポンドが急騰しましたが、 実際に解決するのは難しそうなのでジリジリ下がってくるのではないかと予想しています。 とは言え、英国内の残留派の要人発言やEU側の希望的観測発言もあるでしょうから、下がる一方とは思えません。 要人発言を予測するのは無理なので手を出さないほうがいいでしょう。

メルケル氏、ブレグジット国境問題の代替案「30日以内に可能」 英首相に

豪ドル円(AUDJPY)

米中貿易戦争激化でまたまた下げる展開になってしまいました。来週も上がりにくい状況が続きそうです。 悪材料出尽くしで上がってくるまでは、当分様子見したほうが良さそうです。

来週のトレード方針

ドル円は様子見。ユーロドルは買い。ポンドドルは様子見。豪ドル円は様子見。

2019年8月17日土曜日

来週(2019年8月19日~2019年8月23日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週はドル円105円割れも時間の問題かと思われたところで、米国が9/1から中国への関税を一部延期(12/15まで)すると発表し、 107円近くまで急反発し、ドル円の突っ込みショーターが焼かれる涙なしでは語れない展開となりました。その後、中国側が強硬姿勢を 崩さなかったため反落しましたが、金曜日もドル円は106円台で終わり、今後米中関係改善につながる何らかの動きが出れば、ドル円の急騰もあり得るでしょう。

ドル円(USDJPY)

米国が9月1日からの中国への関税を一部延期したことから、中国側からの譲歩は今のところないものの、米中協議進展への期待が高くなっています。 最近のトランプ大統領のツイートから考えると、中国からの譲歩がない場合は、米国が更に譲歩するのではないかと思われます。 また、8月22-24日に開かれるジャクソンホールシンポジウムに向けて金融関係者の発言が多くなり、それらの発言でFRBが大幅金融緩和には割と消極的で、 他の国がさらなる金融緩和に積極的な姿勢が明らかになれば、それもドル買い材料になると思われます。 今は上値は重いかも知れませんがすでにドル円は上げのターンに入っていると考えています。

米、対中追加関税を一部延期 パソコンや携帯電話など
【NY外為】ドルは週間で上昇、ジャクソンホール会合に市場は注目

ユーロドル(EURUSD)

9月のECBで大規模な金融緩和策が打ち出されるとの観測から大きく下げたユーロですが、ドイツが「財政均衡ルールを撤廃する」という報道でやや持ち直しています。 1.10後半と変わり売り込まれた状態なので、売りでは入りたくない状況です。 ユーロが一方的に下げるということもないでしょうから、1.10を割ったら短期的な買いで入るのもありだと思います。

米国株は大幅高、ドイツ財政出動巡る報道で資金回帰

ポンドドル(GBPUSD)

ブレグジットに関しては「合意なき離脱」以外はありえないのでしょうが、根拠の薄い希望的観測のニュースでポンドが急反発することも十分あり得ます。 英国議会が始まれば、要人発言で乱高下することも考えられますので、「殺人通貨ポンド」には売りも買いも注意が必要でしょう。

英首相、離脱阻止派を批判 「EU協力者が交渉力弱めている」

豪ドル円(AUDJPY)

米中貿易戦争懸念や利下げで下げてきた豪ドルですが、やや米中貿易戦争懸念が弱まったことから、下げ止まる傾向となっています。 米中協議次第では急騰もあり得ると思われます。どちらか言えば買って行きたいところです。

来週のトレード方針

ドル円は買い。ユーロドルは様子見。ポンドドルは戻り売り。豪ドル円は押し目買い。

2019年8月10日土曜日

リピート系FXにはどんな通貨が向いているのか

リピート系FXで運用する場合、ポジションを長期で持つという性質上、トルコリラ、南アランド、メキシコペソなどは買いスワップは高いですが、暴落のリスクがあるのでおすすめできません。一回の暴落でロスカットされ大損失となる可能性が有ります。

また、リピート系FXでは相場があまり動かないと利益にならないので、ニュースのヘッドラインや、経済指標などで相場が動く、 ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、ニュージランドドル、カナダドルなどのメジャーな通貨の組み合わせが良いと思います。

今リピート系的な運用をするなら通貨ペアはポンド豪ドル(GBPAUD)売り(ショート)が面白いのではないかと思ってます。

なぜなら、ジョンソン新政権の動向から「合意なき離脱」確実でトレンドはポンド下げ、 米中貿易戦争や利下げを材料に豪ドルが下がる局面もあってポジションが取られ安い(一方的に下がってもリピート系ではあまり利益にならない)と思うからです。

来週(2019年8月12日~2019年8月16日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週はFRBに対する利下げ要求や中国に対する強硬姿勢を示すトランプ砲連発で、ドルは少し上がれば下がるという展開で、 金曜日にはついに105円台前半まで下がってしまいました。金曜日の終了間際には若干もどしましたが、 トランプ大統領の姿勢は変わらなそうなので来週もドルは軟調な展開になりそうです。

ドル円(USDJPY)

トランプ政権によるFRBに対する利下げ要求と中国に対する強硬姿勢が激しすぎて当面は大きく上昇する気配はありません。 香港のデモが過激化(中国は裏でアメリカが糸を引いていると非難)してますし、 来週は日本は盆休みでドル買いも少なくなると思いますので、何らかの理由で上がったら売りで良いと思います。

トランプ氏、1%利下げ要求 FRBは米経済に「手錠」
NY円、3日続伸 1ドル=105円60~70銭で終了、米中対立懸念でリスク回避
香港デモ、背後に米国の「黒い手」=中国政府

ユーロドル(EURUSD)

次回のECBでの金融緩和観測やイタリアの政局不安で上がりにくいと予想しています。ドルも軟調が予想されるのでそれほど大きく下がるとも思えないですが、 上がるとも思えません。ユーロドルショートならスワップもプラスなので、上がったら売りの戻り売りで良いと考えています。

ポンドドル(GBPUSD)

ブレグジットに関する状況は変わらず、経済指標もよくないということで上がる要素はほとんどないと思います。 「合意なき離脱」回避されるかもという希望的観測記事で上がる可能性がまったくないとは言えないですが、それで上がったら絶好の売り場でしょう。 デイトレで考えるなら東京タイムから欧州タイム序盤にかけて上がったところをショートで良いと思います。

豪ドル円(AUDJPY)

さらなる利下げ観測と米中貿易戦争激化への懸念から依然として上がりにくい状況が続くと予想しています。 ただし、下げすぎた反動から反発するような動きも見えてますので、上がったところではショート、 下がったところではロングで入るのが良いかも知れません。

来週のトレード方針

ドル円、ユーロドルは戻り売り。ポンドドルは売り、豪ドル円は戻り売りに押し目買い。

2019年8月5日月曜日

仲値トレードや月末ロンドンフィキシングトレードができるMT4向け無料EA「NAKANE3」をバージョンアップ

日本時間の9時55分ごろに決まる仲値に向けたドル買いによるドル円やクロス円の上昇を狙う「仲値トレード」や、ロンドンフィキシングに向けた ユーロドルやポンドドルの激しい値動きを狙ったトレードが簡単にできるMT4向け無料EA「NAKANE3」をバージョンアップしました。 今回のバージョンアップでトレール機能や注文を行わない日を指定できる機能が追加されています。

NAKANE3の特徴

「NAKANE3」は指定した時間に、指定した注文種別で自動的に注文を出すことのできるEAです。例えば、「仲値」向けたドル円の上昇を狙う仲値トレードを行う場合は、 9時53分ごろにドル円のロングポジションを建てます。毎日自動的に実行されるのでその時間帯にトレードができない場合でも注文することができます。

また、注文後何時間経過した後に建値より何ポイント高かったら(マイナスの値を指定したすることも可能)決済処理を行うという指定も可能です。 これにより期待通りの値動きとならなかった場合でも速やかにポジションをクローズすることができます。

同時に建てるポジションは一つで、利益確定もしくは損切りによってポジションが決済されるまで次のポジションは建てません。

「NAKANE3」は、どの通貨をいつ買って、いつ売れば利益が出るとわかっている場合に非常に効果的です。東京タイムの仲値だけでなくロンドンフィキシング(LDNFIX)の時間帯に、 ユーロドルやポンドドルの上昇を狙うというのも面白いでしょう。

詳細はこちらから

仲値トレードとは

仲値トレードとは、日本時間の9時55分頃に決まる「仲値」に向けてドル円(USDJPY)の上げを狙ったトレードのことで、 輸入業者が決済用のドル資金を調達するために円売りドル買い注文を持ち込むことが多いため、 「仲値」の少し前にドル円やクロス円を買っておいて9時55分頃に決済すれば簡単かつ確実に儲けられると考えられている。 ただし、仲値で必ずしもドル円やクロス円が上がるとは限らず、輸出企業による円買いドル売りが多い場合は下がったり、 他の材料で大きく相場が動いている場合は仲値とは無関係にレートが動くので注意が必要である。

ロンドンフィキシング(LDNFIX)とは

ロンドンフィキシングとは、ロンドン市場の16時、日本時間の25時(夏時間の場合は24時)に「金(gold)」の仲値が決定することで、 ロンドンフィキシングでによって金の価格が決定すると、金の取引が行われ、その際、決済通貨として米ドルが使用され、 ドルの需給に影響を与えることから、この時間帯に為替相場が大きく動くことこがある。

さらに月末には、ポンドで決済を行うイギリス企業の決済の動きから、通常のロンドンフィキシング以上に市場の値動きが激しくなる。 この市場の激しい値動きや金の価格を上げようとする仲値トレードを利用して稼ぐ、月末ロンドンフィキシングというトレード手法もある。

2019年8月3日土曜日

来週(2019年8月5日~2019年8月9日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週は7/31のFRBの小幅利下げでドルが上昇し109円台をつけた後に、トランプ大統領が中国製品に対して9月1日から新たな関税を課すとTwitterに投稿、 それに対し中国も反発する姿勢を示していることから、上がった分の3倍も下がるというドル円をトレードしている人にはややこしい結果になりました。 当面は米中貿易戦争を材料にドルや豪ドルが売られやすい相場になりそうです。

ドル円(USDJPY)

7/31のFOMCで米国の大幅利下げ期待が後退し、これからはドル高かと思われた矢先に、 トランプ大統領が中国に対し新たな関税を課すと発表し、中国もそれに対して報復措置を取ると発表したことから米中協議決裂への懸念が強まり、 ドル売りが強くなっていますので、しばらくはドルが軟調な展開になりそうです。とは言え、米中協議については「中国が譲歩するなら 関税を掛けるのは待ってやってもいいよ」とかというトランプ大統領のツイートがある可能性もあるので、一方的に下がると考えるのは危険そうです。 むしろ、悪材料がかなり出た状態なので反発する可能性が高いと予想しています。ニュースには注意しながら買って行きたいところです。

ダウ280ドル安、「対中関税第4弾」表明で急落
NY株、2万7000ドル割れ=追加利下げ慎重発言を嫌気

ユーロドル(EURUSD)

今はドルが売られているので上がってますが、9月ECBでの金融緩和が予想されてますので、上がったところでは売りたいです。

ポンドドル(GBPUSD)

離脱強硬派が主要閣僚のジョンソン新政権が「合意なき離脱」へまっしぐらということで、ドルが売られてもポンドドルはそれほど上がらない状態です。 指標や要人発言などで上がることも考えられますが、上がったところではユーロ同様売りたいです。上がらなくても売りで入っても良いのかも知れません。

豪ドル円(AUDJPY)

米中貿易戦争への懸念から中国に対する輸出が多いオーストラリアの通貨である豪ドルが米ドル以上に下がる展開となってます。 将来的な利下げ観測も強いので豪ドル円の上げはあまり期待できそうありません。かなり下がった後なので今売りでもは入るのはおすすめできませんが、 米中貿易戦争への懸念緩和で上がることがあったら売りたいところです。

来週のトレード方針

ドル円は買い。ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円は戻り売り。