2019年6月23日日曜日

来週(2019年6月24日~2019年6月28日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週はFOMCでFRBが利下げこそしなかったものの「利下げ示唆」ということで、ドルが大きく売られる展開になりました。 欧米の中央銀行が金融緩和に姿勢転換する中で、日銀はこれ以上の金融緩和の余地はないと見られており、 今後ドル円、クロス円は調整的な反発はあるものの基本的に円高傾向になりそうです。 G20大阪サミットを控えた来週がドル円ロングの最後の損切りチャンスになりそうです。

ドル円(USDJPY)

6/19のFOMC政策金利発表でFRBが「利下げ示唆」、日銀は「現状維持」ということでドル円は基本的に売られる(円高になる)方向性がはっきりした思われます。 ただし、来週はG20大阪サミットで米中首脳会談が予定されていますので、米中合意についての希望的観測、また利下げ観測にともない株価が上昇することによって、 ドルが若干買い戻されるのではないかと考えています。G20サミット後は米中決裂で中国への追加関税と中国による報復が予想され、 大幅な円高になりそうなのでロングを処分するなら来週が最後のチャンスになると思われます。

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ユーロドル(EURUSD)

米FRBが利下げ姿勢を鮮明にしたことで、欧州中央銀行(ECB)も緩和姿勢を見せているものの、 今はFRBの利下げのほうがインパクトが強そうなのでユーロドルは買われる展開になりそうです。 ただし、7/25に次回のECB政策金利発表が予定されていて、そこでECBが何らかの金融緩和策を打ち出してくると期待されることも考えられるので、 一方的なユーロ高にはならないと予想しています。

ポンドドル(GBPUSD)

イギリスの次期首相を決める保守党党首選では離脱強行派のジョンソン前外相がトップ独走で、「合意なき離脱」への懸念が高まっていますが、 FRBが利下げ姿勢に転換したことでユーロドルと同様にポンドドルも上昇しています。 党員投票によって最終的に次期首相が決まるのは7/23日ということなので、しばらくはポンドドルは堅調な展開が予想されます。

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豪ドル円(AUDJPY)

7/2(火)にRBAの政策金利発表が予定されており利下げ観測で軟調な展開になりそうです。 また、G20サミットで米中首脳会談が予定されていますが、米中貿易戦争は収まりそうもないので、再来週は大きく下げる可能性が高いと思われます。 G20サミットへの期待で少しでも上がるようなら、売っていきたいところです。

来週のトレード方針

ドル円は週前半はは押し目、週後半は売り、ユーロドルは買い、ポンドドルは買い、豪ドルは売り。

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