2014年12月31日水曜日

2015年のFOMC、ECB理事会の日程

2015年のFOMC(米連邦公開市場委員会)の開催予定

1月27-28日
3月17-18日
4月28-29日
6月16-17日
7月28-29日
9月16-17日
10月27-28日
12月15-16日

2015年ECB理事会日程

1月22日
3月 5日
4月15日
6月 3日
7月16日
9月 3日
10月22日
12月 3日

この日程だと、もしかしたら1月22日のECB理事会までECBのQE期待で引っ張れるかも知れません。

2014年12月18日木曜日

FRBイエレン議長、来年4月まで利上げなしを断言

ロイター記事のタイトルは「利上げへ強いシグナル」とかになってますが、イエレン議長の発言は最短でも2015年4月までは利上げする可能性が低いし、その後も「辛抱強く」ゼロ金利を維持しますよという意味だと思うので、実際には一部の市場関係者が期待しているほど早く利上げが行われることは無いと思います。

でも、世の中には何としてもドル高方向に持って行きたいアナリストが沢山いるみたいですね。

そう切り上げ観測で今はドル高になっているようですが、すぐに下げてくるのでは無いでしょうか。

米FOMC「相当な期間」の文言修正、利上げへ強いシグナル
TDセキュリティーズのアナリスト、エリック・グリーン氏は、議長の「辛抱強い」の定義について、「声明が示唆するほどハト派的ではない。3月会合後の利上げへの道が開けた」との見方を示している。

2014年12月17日水曜日

原油価格低迷でロシアのルーブルが急落

原油価格が一時バレル52ドル台まで下落したことで、石油や天然ガスからの収入へ大きく依存するロシアの通貨ルーブルが急落。
海外のFX業者では米ドルルーブルの通貨ペア(USDRUB)はボラティリティが高すぎるため決済しかできない業者もあるようです。

昨日のドル急落の理由はこれでしょうか。

ブラジルなど他の新興国の通貨も売られているようで、当面はリスク回避の円買いでドル円は上がりにくい状況のようです。

年内は円安が続くと思っていたのですが認識を改めないとマズそうです。

来年になればまた状況が変わるのかも知れないですし、ドル円ロングを損切るかどうか迷います。
まあ、迷うだけで実際に損切りはしないのですが。

ルーブル危機、ロシア経済は「苦境」に=米経済諮問委員長
コラム:サウジが仕掛ける「石油戦争」、制御不能リスクも
米国債:上昇、原油安やロシア市場混乱で逃避需要

2014年12月15日月曜日

「リスク回避の円買い」とは

リスク回避の円買いとは、低金利の円を借りて高金利通貨や商品で運用すればより大きな利益を稼げることから、通常は低金利の日本円で借りた資金で、ドルやポンドといった高金利通貨、米国株、商品先物(原油、金、穀物)など、価格変動が激しいリスクの高い資産を購入している投資家が、金融危機や国際紛争などで経済情勢に不安が広がった場合は、これらの取引を解消し円を買うため「リスク回避の円買い」と言われる状況が起きる。

日本が他の国より信頼されれいるから、日本円が買われるというわけではなく、単に日本の金利が安く投資先としては旨味が無いため資本が流出していて、その巻き戻しとして円買いが発生するというだけである。

日本円の以外ではスイスフランもリスク回避通貨と言われている。

リスク回避で円買いがされる2つの理由

自公圧勝で円安、円高、どっちなの?現在118.80前後

自公圧勝で、金融緩和のアベノミクスが継続されるのは確実になったことで、普通に考えれば円安なんでしょうが、
もう既に緩和しまくっているのでこれ以上の追加緩和は無いという見方もあって、為替相場が円安、円高のどちらに動くのか判断が難しいところです。

とりあえず、今日の状況は一旦ドル安になり117.78の安値を付けたあとにドルが買われているようで、ドル円は現在(10:30)118.80前後で推移している。

衆院選、自公が3分の2を維持 326議席を獲得
円上昇、衆院選予想通りで買い優勢-海外株安で日本株動向を警戒
外為10時 円、伸び悩み 実需の円売り・ドル買いで 豪ドル売られる

2014年12月10日水曜日

含み益 ダメよダメダメ 含み損

昨日までは含み益だったので安心していたら、大した材料もないはずなのにいつの間にやら含み損になっているという恐ろしい話。

昨日の高値から4円近く落ちるとか、含み損で済んでいればいいのですがストップに掛かってしまった人も多いのではないでしょうか。

ドル/円が大幅下落、ギリシャ政局不安などでリスク回避

2014年12月8日月曜日

あり得ない 期待で動き 乱高下

日本的な常識では当分あり得ない日銀の追加金融緩和(黒田バズーガ3)ですが、欧米諸国の人にはそれがわからないようで、
景気後退を示すGDP速報ですぐにでも追加金融緩和が行われるだろうという期待で、どんどん円安になってます。

ECBが来年早々のQEを始めるという風説はだいぶボロが出てきてますが、日銀の追加緩和はまだまだ引っ張れるようです。

とにかく流れに逆らうとひどい目に合うので、当分はドル円ロングで行くしか無いですね。

2014年12月6日土曜日

もうずっとドル高、12/23の米GDP発表までは調整なんてありそうもない

米雇用統計が良かったことでドル円は高値が121.68と121円を大きく超えて来ました。
12/23におそらく良いと予想される米GDP発表があるので、もう年内はドル高が続くと考えたほうがいいですね。
12月中頃から調整が始まるとかあり得ないです。

年内125円も十分ありうる状況になって来ました。

ドルが対円で07年半ば以来の高値、雇用統計受け=NY外為市場
[ニューヨーク 5日 ロイター] - 5日のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で2007年半ば以来の高値をつけるなど、ドルが主要通貨に対して急伸した。11月の米雇用統計の内容が予想より良かったことで、連邦準備理事会(FRB)がこれまでの予想より早い時期に利上げに踏み切るとの観測が台頭したことが背景。

2014年12月5日金曜日

ドル円一時120円台だがドラギ会見は期待ハズレ、年内125円は大丈夫なのか

予想通りドラギ会見後にドル円120円を突破しましたが、ユーロドルのショートカバーもあって下落、現在(12/05 7:42)は119.80台で推移しています。

ECBによる追加緩和(QE)が期待されていたようですが、ドラギ会見の要旨を見る限り、QEを実施するかどうかについてはまだ準備的な議論の段階でしかなさそうです。

米株は反落、ECBの追加緩和見送りが相場圧迫
ECB理事会後のドラギ総裁の発言要旨

市場の期待は与党大勝で追加緩和の期待があるみたいですが、実際は追加緩和なんかしないだろうし、これでFRBがそんなに早く利上げなんかしませんよと言ったら、ドルはかなり下がりそうです。

まあ、今日の雇用統計が終わるまでは様子見で下がらなそうですが、雇用統計が事前の予想よりも悪いという可能性もあるので、雇用統計発表後は要注意ですね。

2014年12月4日木曜日

ロイターの記事によると12月中頃から調整らしい

ロイターの記事によると衆院選が終わる12月中頃から調整に入るのでないかという見方があるらしい。

師走の株高・円安再び、調整は昨年より半月早く到来の声も
今年は株高・円安相場がスタートしたのが10月半ば。昨年の11月前後から比べると半月早い。このため市場では「日本の衆院選が終われば、材料出尽くしで、調整に入るのではないか。半月早く始まった強気相場だけに、終わるのも半月早そうだ」(みずほ証券・エクイティ調査部シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)との警戒感も出ている。
衆院選が終わっても12/17にFOMC政策金利発表があるので、それまではドルはあまり下がらないような気もしますが、確かに12月後半にかけて調整に入る可能性は高そうですね。

12月の相場を大きく動かしそうな指標・イベント


12/4 (木) ECB金融政策発表(ドラギ会見)
12/5 (金) 11月米雇用統計

12/8 (月) 第3四半期GDP・二次速報、11月米労働市場情勢指数

12/14(日) 衆院選投票日

12/17(水) FOMC政策金利発表
12/19(金) 日銀政策金利発表

2014年12月3日水曜日

ドル円は今週中に120円を超えるでしょう

今週はドラギ会見と米雇用統計があるので、今の時点で119円台のドル円は今週中に120円を超える可能性が非常に高いですね。

上方修正が予想されている来週月曜日の7-9期GDP二次速報でどうなるのかわかりませんが、それまでは下がりそうもなさそうです。

アングル:7─9月GDP上方修正か、マイナス成長は年度後半持ち直し

2014年12月1日月曜日

ムーディーズの日本国債格下げで、高値更新後にドル急落

米格付け会社ムーディーズが、日本の政府債務格付けを「Aa3」から1段階引き下げ「A1」としたことで、ドル円は一時119.15円まで上昇した後急落し、現在(12/1 23:29)は118.10円前後となっている。

高値更新後に下げる形になったので、シュートポジションのストップを狩られた人や天井ロングを掴まされた人も多いと思われる。

ムーディーズ:日本国債を「A1」に格下げ-財政に不確実性
ムーディーズが日本国債格下げ、財政赤字削減などの不確実性を懸念