週前半は堅調で112円行くのは確実かと思われたドル円ですが、3/23(月)に発表されたFRBの無制限QEの効果が出てきたのか、 週後半は大きく下落、108円割る展開になりました。 反面、ユーロドル、ポンドドルは大きく上昇しており、今度は調子に乗っていたドル円ロング勢、ユーロドル、 ポンドドルのショート勢が焼かれる展開になっています。来週前半のこの傾向は続きそうですので、 残念ながら人気億トレユーチューバーも1億超えの損切りに追い込まれる可能性が高くなってきました。
※豪ドル円のトレードはやめるので予想もやめます。今後はドル円、ユーロドル、ポンドドルの予想になります。
ドル円(USDJPY)
株価下落などによって発生した「追証」が原因とされるドル買いが強かったドル円ですが、FRBによる無制限QEによって、
すぐには下げなかったものの確実その効果は出ているようで、下げに転じています。
来週も前半はこの傾向は続きそうなですが、日本が新年度入りする4/1(水)以降は注意が必要かと思います。
週前半は戻り売りで良いとは思いますが、4/1以降は一旦様子見してその後の動きを見極めてからエントリーしたほうが良いでしょう。
また、これまで経済好調で世界経済を引っ張っていたアメリカで新型コロナの感染が爆発的に拡大し、失業者が急増していることも米雇用統計を控えて大きな懸念材料です。
米FRB、新型コロナで無制限QE 国債など「必要なだけ」購入
米NY州、1日で209人死亡 「手動」人工呼吸器も準備 新型コロナ
ユーロドル(EURUSD)
週前半までは下落が続いていたユーロドルですが、FRBの無制限QEによってドル調達に対する不安が薄れたためか、それまでは売られていたNYタイムに買われる展開になっています。
月末まではこの傾向が続くと予想していますが、新型コロナの感染拡大がイタリア、スペイン、フランス、ドイツなどEU主要国で続いているので、何かのニュースをきっかけで再び下落に転じる可能性も考えられます。
ポンドドル(GBPUSD)
ポンドドルもユーロドルと同じように週前半までは下落が続き一時は1.14を割るかと思われましたが、金曜日は1.24台後半と1000pipsを超える大幅な上昇となって終わっています。
来週も上昇が続くのかどうかは難しいところですが、今のレートでも売られ過ぎという印象ですので、現時点では上がる方にかけた方が良いのではないかと思っています。
新型コロナに関しては、イギリスでもチャールズ皇太子やジョンソン首相が新型コロナに感染していることが明らかにされていますが、
いずれも軽症ということで相場に大きな影響は無いようです。
来週のトレード方針
ドル円は週前半は戻り売り、週後半は様子見。ユーロドルは週前半は押し目買い、週後半は戻り売り。ポンドドルはロット少なめで押し目買い。
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