今週はポンドはそこそこ動いてますが、ドル、ユーロ、豪ドルは値動きの少ない展開に終始しました。 しかし、来週は米国で成立した香港人権法に対する中国の報復が発表される可能性が高いので、ドル、豪ドルはかなり動くと思われます。 また、ポンドやユーロも英国の総選挙が近づいて来ていますので、世論調査や要人発言で動く可能性が高そうです。
ドル円(USDJPY)
香港人権法案にトランプ大統領が署名し成立したことから、中国が強く反発し報復措置を取ることを宣言しています。
中国が具体的にどのような報復措置を取るかは今のところ明らかになっていませんが、具体的な報復措置が発表されれば
株式市場や為替市場に大きな影響を与えるのは避けられないと思います。一部には米中貿易交渉には影響しないという見方もありますが、そんなことは無いでしょう。
中国の報復が発表されるまではドル円も上値が重い展開になると思われます。
ただし、週後半はおそらく良いと思われる12/06(金)の雇用統計に向けて上がると予想しています。
トランプ大統領の署名で香港人権法が成立-中国はあらためて報復警告
欧州株と米国株先物が下落、香港人権法成立で米中貿易交渉に懸念浮上
ユーロドル(EURUSD)
週前半はドルが弱そうなので相対的にユーロドルは堅調な値動きになると思いますが、週後半にドルか買い戻されと下がることになると予想しています。 上がったところを戻り売りで狙いたいです。
ポンドドル(GBPUSD)
保守党優勢で合意離脱確実で材料出尽くしと思ってましたが、最近の値動きから考えるとどうやらまだまだ材料出尽くしではないようです。
12月12日の総選挙で保守党が勝ち、議会でEU離脱合意案が承認されるまではポンドドルは底堅い展開になると予想されます。下がったら買っておいたほうが良さそうです。
売るとしたらEU離脱の議会承認が終わってからでしょう。
来月の英・総選挙、保守党が過半数超えと調査会社が予測
豪ドル円(AUDJPY)
香港人権法成立による米中貿易交渉への懸念と、12/3(火)にRBA政策金利があることから、市場予想は据え置きですが利下げ観測から、
週前半は豪ドルは下げると予想しています。ただし、12/4以降に発表される指標(第3四半期GDP、小売売上高、貿易収支)が良ければ、週後半は多少戻す展開になると思います。
来週のトレード方針
ドル円、ポンドドル、豪ドル円は押し目買い。ユーロドルは戻り売り。
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