今週は事前予想でハト派的と予想されていたFOMCでFRBが予想以上のハト派姿勢を打ち出したため、ドルが売られることになりました。 また、週後半に発表された独PMI、仏PMIが悪かったことから欧州経済に対する懸念が高まりユーロも売られる展開になりました。 その結果、ドル円、ユーロドルは大きく下がりました。
ドル円(USDJPY)
3/20日発表されたFOMCの結果が年内利上げなし、バランスシート縮小9月終了という、事前予想よりさらにハト派的な内容となったため大きく下げたドル円ですが、
円以外に対しては比較的堅調です。しかしながら、特に好材料もないので来週もドル円は軟調な展開が続くと予想しています。
109円台後半から110円台前半というレンジになるのではないでしょうか。
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ユーロドル(EURUSD)
独PMIが予想以上に悪かったため欧州経済の先行きに対する懸念が高まり、FOMC直後は上がったユーロドルですが、金曜日にはFOMC前より下がっています。
来週は、一時的な反発はありそうですが、軟調な展開が続きそうです。1.125から1.135程度までの値動きを予想しています。
ポンドドル(GBPUSD)
ブレグジットに関しては予定された合意案の採決ができず、6月30日までの離脱延期もEU側に拒否され、「合意なき離脱」か「離脱無し」かという状況になってきました。
EU側はイギリスは「合意なき離脱」はできないと踏んで強硬姿勢に出ているのだと思いますが、
私は合意なき離脱も十分ありうると考えてます。金曜日は前日の下げを戻したポンドですが暴落注意ですね。
豪ドル円(AUDJPY)
FOMC後のドル円の下げを受けてクロス円である豪ドル円も下がってます。特に上がる材料もないのでドル円同様来週も軟調な展開が続くと予想しています。
現在77円台後半ですが、77円台前半まで下げることも考えられます。
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