1/30(日本時間1/31 4:00)にFOMC政策金利発表(FRB議長記者会見あり 4:30)、2/1に米雇用統計、1/29に英国のブレグジット代替案採決など、 相場が大きく動きそうなイベントがあります。ドル、ポンドに関係する通貨ペアは要注意です。
ドル円(USDJPY)
政府機関の閉鎖に関してはトランプ大統領が譲歩して3週間の解除が決定しましたが、「壁」の予算問題が解決したわけでは無いので、再度閉鎖になる可能性があります。
また、米中貿易交渉が難航しているというニュースが流れていますので、当面が上がりにくい状況になりそうです。
とはいえ、日米間の金利差やダウが堅調であることを考えると大きく下げるということもなさそうです。
FOMCや雇用統計の発表があるのでそ発表前後はそれなりに動くとは思いますが、おそらく市場の予想通りでどちらかに大きく動くことにはならないと予想しています。
109円から110円の狭いレンジになるのではないでしょうか。
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ユーロドル(EURUSD)
特に上げ材料は無いようですがFOMCや米雇用統計でドル売りになるようなら上がる展開も考えられます。場合によっては1.15まで上昇することもあると思います。
ポンドドル(GBPUSD)
1/29にブレグジット代替案の採決に向けて期待上げですでに大きく上げていますが、「合意なき離脱」の可能性は低くなったということで、まだ上がる可能性が高いと思っています。
代替案の採決は否決されると思いますが、その後の成り行き次第では、離脱延期への期待から1.35まで上がってもおかしくないと予想しています。
アングル:英国のEU離脱代替案、29日議会採決までの流れ
豪ドル円(AUDJPY)
米中貿易戦争緩和期待が一転して交渉難航という状況になっています。豪ドル円は当面軟調な展開になりそうです。
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