2020年3月29日日曜日

来週(2020年3月30日~2020年4月3日)の為替相場予想 #コロナショック #ドル円 #ユーロドル #ポンドドル

週前半は堅調で112円行くのは確実かと思われたドル円ですが、3/23(月)に発表されたFRBの無制限QEの効果が出てきたのか、 週後半は大きく下落、108円割る展開になりました。 反面、ユーロドル、ポンドドルは大きく上昇しており、今度は調子に乗っていたドル円ロング勢、ユーロドル、 ポンドドルのショート勢が焼かれる展開になっています。来週前半のこの傾向は続きそうですので、 残念ながら人気億トレユーチューバーも1億超えの損切りに追い込まれる可能性が高くなってきました。

※豪ドル円のトレードはやめるので予想もやめます。今後はドル円、ユーロドル、ポンドドルの予想になります。

ドル円(USDJPY)

株価下落などによって発生した「追証」が原因とされるドル買いが強かったドル円ですが、FRBによる無制限QEによって、 すぐには下げなかったものの確実その効果は出ているようで、下げに転じています。 来週も前半はこの傾向は続きそうなですが、日本が新年度入りする4/1(水)以降は注意が必要かと思います。 週前半は戻り売りで良いとは思いますが、4/1以降は一旦様子見してその後の動きを見極めてからエントリーしたほうが良いでしょう。 また、これまで経済好調で世界経済を引っ張っていたアメリカで新型コロナの感染が爆発的に拡大し、失業者が急増していることも米雇用統計を控えて大きな懸念材料です。

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ユーロドル(EURUSD)

週前半までは下落が続いていたユーロドルですが、FRBの無制限QEによってドル調達に対する不安が薄れたためか、それまでは売られていたNYタイムに買われる展開になっています。 月末まではこの傾向が続くと予想していますが、新型コロナの感染拡大がイタリア、スペイン、フランス、ドイツなどEU主要国で続いているので、何かのニュースをきっかけで再び下落に転じる可能性も考えられます。

ポンドドル(GBPUSD)

ポンドドルもユーロドルと同じように週前半までは下落が続き一時は1.14を割るかと思われましたが、金曜日は1.24台後半と1000pipsを超える大幅な上昇となって終わっています。 来週も上昇が続くのかどうかは難しいところですが、今のレートでも売られ過ぎという印象ですので、現時点では上がる方にかけた方が良いのではないかと思っています。 新型コロナに関しては、イギリスでもチャールズ皇太子やジョンソン首相が新型コロナに感染していることが明らかにされていますが、 いずれも軽症ということで相場に大きな影響は無いようです。

来週のトレード方針

ドル円は週前半は戻り売り、週後半は様子見。ユーロドルは週前半は押し目買い、週後半は戻り売り。ポンドドルはロット少なめで押し目買い。

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2020年3月22日日曜日

来週(2020年3月23日~2020年3月27日)の為替相場予想 #コロナショック #ドル円 #ユーロドル #ポンドドル #豪ドル円

今週は新型コロナの感染が世界的に拡大し、株価も大きく下げているにも関わらず、リスクオフの円買いとはならず、 ドル円は大幅に上昇しました。ユーロやポンドに対してもドルは強く、ユーロドルやポンドドルは急落、 ポンドドルを買っていた有名な億トレYouTubue「Akiさん」が1億2500万円の損切りをしてしまう事態になりました。 ドル高の原因は株価の大幅下落でヘッジファンドが追証(マージンコール)を払うために、ドルを買っていると言われていますが、 もちろん本当のところはわかりません。ドル買いしばらく続きそうですが、安易に買っていると突然ドル売りになる可能性もあるので、 買うにしても当分ロットは小さめの方が良さそうです。

ドル円(USDJPY)

コロナショックで一時は101円台前半まで下げたドル円ですが、高値ではすでに111円台中頃まで上がっています。 背景にはヘッジファンドが追証を払うためにドルを買いに追い込まれているという説が流布されています。 最近の高値の112円に近づいていますので「そろそろ上げ止まる」という見方もありますが、値ごろ感で売りで入るのは危険です。 NYタイムに大きく上がる状況では買うしか無いと思いますが、少し下がったら買うのではなく、大きく下がったら買うというのが良いと思います。

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ユーロドル(EURUSD)

今週大きく下がったのでそろそろ上がってきても良さそうですが、来週はまだ下がる可能性が高いのではと予想しています。 東京タイムで上がったら、欧州タイム前半で売っていくのが良いと思います。

ポンドドル(GBPUSD)

週の初めは1.24あったポンドドルはですが、一時1.14割れ近い水準まで下がっています。金曜日は1.16台中頃で終わってますが、 更に安値更新という事態も十分考えられます。ただし、東京タイムは調整でかなり上がると思われますので、 ハイレバで安易に売ると狩られる可能性があります。何しろボラが高くなっていますので、少ロットエントリーが良いでしょう。

豪ドル円(AUDJPY)

資源が全般的に安いので豪ドルを積極的に買う理由はないと思っています。来週も豪ドル円を買うよりドル円を買った方がいいでしょう。

来週のトレード方針

ドル円は押し目買い。ユーロドル、ポンドドルは戻り売り。豪ドル円は様子見。

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2020年3月14日土曜日

来週(2020年3月16日~2020年3月20日)の為替相場予想 #コロナショック #ドル円 #ユーロドル #ポンドドル #豪ドル円

今週は欧州で新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していことから、月曜日から大幅に株やドルが売られ、ドル円は一時101円台前半まで下落。 まずはロング勢が焼かれる事になりました。しかし、ドル円は月曜を底に次第に上昇、金曜日には104円台半ばから108円台半ばまで400pips上昇し、 今度は戻り売りを狙ったショート勢を焼き尽くすという無慈悲な展開となりました。 金曜日の終わりは利益確定があったのか少し下がって終わっていますが、ここが天井ということではないと思われるので、 「そろそろ下がるだろう」と安易に売ると更に焼かれることになると思われますのでご注意を。

ドル円(USDJPY)

イタリアを中心に、フランス、ドイツ、スペインなど欧州で新型コロナの感染が急速に拡大する中、 FRBが1.5超ドルの資金供給を行い、更にトランプ大統領が国家非常事態宣言を出して、新型コロナ対策を強力に進める意思を示したことから、 米国に対する信任が高まりドルが買われることになると思われます。現在107円台後半のドル円ですが、おそらく来週は110円を超えてくると予想しています。 来週は3/18にFOMC、3/19に日銀金融政策決定会合があるので、その前後には相場が乱高下すると思われます。来週は様子見するのが良いと思われます。

WHO「パンデミックの中心は欧州」 スペインは非常事態宣言 新型コロナ

ユーロドル(EURUSD)

とにかくドルが買われてるので、ユーロドルは下がると予想しています。EU諸国が経済対策を打ち出せば多少は反発すると思いますが、 上がったら戻り売りのチャンスだと思います。

ポンドドル(GBPUSD)

BOEが0.25%まで利下げしたこともあって先週から大きく下げていますが、更に売られると予想しています。一時的に戻す待って売っていくのが良いと思ってます。

豪ドル円(AUDJPY)

世界的な景気後退による資源需要の減少から豪ドルは弱いと思いますが、ドル円の上昇に相殺されてそれほど大きく下がらないとは思いますが、 大きく上げるようなことはないと予想しています。豪ドル円を買うくらいならドル円を買った方がいいと思ってます。

来週のトレード方針

ドル円、豪ドル円は様子見。ユーロドル、ポンドドルは戻り売り。

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2020年3月7日土曜日

来週(2020年3月9日~2020年3月13日)の為替相場予想 #コロナウイルスショック #ドル円 #ユーロドル #ポンドドル #豪ドル円

今週は新型コロナウイルスの感染拡大により世界経済が減速するとの懸念から、FRBが異例の緊急利下げを実施したにも関わらず、 株価下落が止まらず「リスクオフ」や米金利の低下から、ドル円は一時105円割るなど大幅に円高方向に動きました。 先月の高値112円から短期間で大きく下げているので、107円くらいでそろそろ反発するだろうという甘い見通しで全力ロングした人も多いようですが、 さらなる大幅下落で退場者が続出しているようです。流石にここらへんで反発すんじゃないかと思う人もいると思いますが、 私はまだまだロングは早いと思っています。

ドル円(USDJPY)

FRBの緊急利下げもあって米金利が急低下、更に3/18のFOMCでの追加利下げ観測が強いため、ドル売りが続くと予想しています。 日銀の金融政策決定会合が3/19にあり何らかの追加緩和が行われる可能性が高いですが、日銀の緩和余地は小さいのであまり円安材料にはならないと思います。

ユーロドル(EURUSD)

3/12(木)のEBC理事会で金融緩和措置が出されると思われますが、FRBと比較すると緩和余地が小さいため、引き続きユーロドルは堅調な展開になると予想しています。 指標や新型コロナウイルス感染拡大などで下げることがあったら押し目買いをしていきたいところです。

ポンドドル(GBPUSD)

イギリスはまだ利下げ余地がありますが、次のBOEは3/26であることから、来週は依然として堅調な展開を予想しています。 指標やEUとの貿易交渉ネタで下がる局面も有りえますが、下がったところは買いで良いと思っています。

豪ドル円(AUDJPY)

新型コロナウイルスの世界的な拡大による資源価格の低下で、資源国オーストラリアの通貨豪ドルも弱い展開になると予想しています。 ドル円も弱いと思われるので、少し上がったら売っていきたいところです。

来週のトレード方針

ドル円、豪ドル円は戻り売り。ユーロドル、ポンドドルは押し目買い。

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