2020年1月25日土曜日

来週(2020年1月27日~2020年1月31日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週は、当初は堅調だったドル円と株価が、中国武漢を中心に感染が拡大している新型肺炎ウイルス(コロナウイルス)に対する懸念から急落しました。 1/25から1/31までの春節(中国の旧正月)の期間に、帰省や観光などで中国国内や日本などの国外に多くの中国人が移動するため、 さらなる感染拡大が予想されていて、来週の市場でもドル円や株価に対する大きな懸念材料になりそうです。

ドル円(USDJPY)

中国で感染の拡大が続いている新型肺炎ウイルスへの感染者が米国でも確認されたことで、ドル円やダウが下がっています。 まだ問題が表面化したばかりですので、しばらくは、下げ基調が続きそうですが、 「感染してもそれほど致死率が高くない」とか、「新型肺炎ウイルスに有効な治療薬が見つかった」などという報道があると 急激に買い戻されることになると思います。突っ込んで売ると底値ショートになる可能性が高そうです。

1/29にFOMCがありますが、今回は金融政策の変更は無いでしょうから、あまり材料になるとは思っていません。


新型肺炎、死者41人に 患者1200人突破―中国:時事ドットコム
新型肺炎感染者900人超 アメリカでも2人目の感染者(20/01/25)

ユーロドル(EURUSD)

1/23のECB後のラガルド総裁の発言が意外とハト派的な内容だったことから、ユーロが売られました。 これまでの緩和的な金融政策が見直されるのかと思ったら、利下げを含めて更に金融緩和をすすめる方向性のようです。 欧州指標はやや改善しているようですが、当面軟調な展開が続くと予想しています。

ポンドドル(GBPUSD)

ブレグジット関連にはあまり反応しなくなりましたが、来週1/30のBOEで利下げがあるかどうかの思惑で乱高下しています。 投機筋も元気に参入しているようですので、ファンダ的には下げ方向かとは思いますが、必ずしも下げるとは限りません。 来週も方向性がよくわからない乱高下が続くと予想されますので、様子見するのが良いように思えます。

豪ドル円(AUDJPY)

新型肺炎ウイルスの感染拡大で中国経済の減速は避けられないという見方が強くなっていますので、 中国経済に大きく依存するオーストラリアの通貨である豪ドルも売られることになりそうです。 ただ、新型肺炎ウイルスの影響がどこまで深刻なのか怪しい面もあるので、売りで入るのも危険な感じがします。 むしろ、大きく下がるようなことがあったら押し目買いで入りたいと思っています。

来週のトレード方針

ドル円、豪ドル円は押し目買い。ユーロドルは戻り売り。ポンドドルは様子見。

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2020年1月18日土曜日

来週(2020年1月20日~2020年1月24日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週は、米中「第1段階合意」が無事署名ということで、ドル円は110円を超えて上昇し堅調な展開となりました。 ドル円についてはすぐに大きな下げ材料が出てくるとは思えないので、引き続きドル円ショーターには辛い展開になると思われます。

ドル円(USDJPY)

1/21(火)に日銀政策金利、声明発表がありますが、おそらく日銀らしく現状維持でしょうから、それで相場が大きく動くことは思っています。 米中「第1段階合意」の署名が終わり、一旦好材料出尽くしということで、小幅な調整が入る可能性はありますが、 米株高ということもあってドル高基調が続くと予想しています。できれば110円割れでの押し目買いを狙っていきたいところです。

米中「第1段階合意」に署名 中国、米製品の輸入5割増

ユーロドル(EURUSD)

今週は特に上げ材料は無いにもかかわらずいきなり上がったりしていましたが、結局は下げて終わっています。 来週は1/23(木)にECB政策金利、声明発表があるので、それに向けた値動きになると思います。 ラガルド総裁はドラギ前総裁と違ってハト派でなくフクロウ派ということなので、ユーロが上がる展開も十分考えられます。1/23まではどちらかというと買いでしょうか。

ポンドドル(GBPUSD)

ブレグジットは「合意なき離脱」懸念、1月利下げ観測、最近の指標が良くないという状況にも関わらず、突然急騰するなど意外に堅調な値動きを見せています。 おそらく上げると見せて下がるのでしょうが、値幅が大きいのでかなりうざい感じです。とはいえ、ファンダメンタルズ的に基本は下だと思うので、上がったら売りで良いと思っています。

豪ドル円(AUDJPY)

米中貿易戦争は一段落ですが、米中貿易戦争の影響で中国経済があまり良くないので、中国指標やオーストラリア指標が悪いと下がることが考えられます。 ただし、今後は状況は改善していくと思われるので、押したら買いで良いと思っています。

来週のトレード方針

ドル円、ユーロドル、豪ドル円は押し目買い。ポンドドルは戻り売り。

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2020年1月12日日曜日

来週(2020年1月13日~2020年1月17日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

トランプ大統領の命令で米軍がイラン革命防衛隊司令官を暗殺し、それに激怒したイランがイラクにある米軍基地を短距離弾道ミサイルで攻撃したことから、 一時は第三次世界大戦勃発かと思われたアメリカとイランの対立ですが、イランの報復攻撃で米軍に死傷者が出なかったことから、 トランプ大統領が態度を軟化させ、軍事的な反撃をおこなわなかったため、イランの報復攻撃直後は大幅な円高、株安になったものの、すぐに買い戻されて 司令官を暗殺前のレートに戻ってしまいました。下落でやられ、その後の反発でもやられた人も多かったのでは無いかと思われます。

ドル円(USDJPY)

イラン革命防衛隊司令官暗殺で先行きが懸念された中東情勢も一旦手打ちとなり、円高ドル安になる材料がなくなりました、 1/15には第一段階の米中合意の署名が行われることもあって、ドルは堅調に推移すると予想しています。押し目がなくても買いたいと考えています。

米、イランへ反撃見送り 全面衝突回避 経済制裁を追加

ユーロドル(EURUSD)

売り材料も買い材料も大きなものは有りませんが、ブレグジット絡みでポンドに巻き添えにされてやや下げ傾向になるのでは無いかと考えています。 ただし、それほど売り込まれるような材料でもないので大きく下げることは無いと思っています。

ポンドドル(GBPUSD)

下院でブレグジット関連法案が承認されたことで1/31にEUから離脱することは確実となりました。しかし、今年末までの移行期間中にEUとの新しい貿易協定を締結するのは 不可能という見方が強くなっており、今後、新しい貿易協定に関するニュースが出るたびに材料視されて下がる可能性が高いと考えています。戻ったところで売りで入りたいと思っています。
英下院、離脱協定法案を可決 1月末のブレグジットに向け前進

豪ドル円(AUDJPY)

米中部分合意で米中貿易戦争に対する懸念は低下しましたが、利下げ観測であまり上がらない状況が続くと思われますが、米中貿易戦争懸念で安値圏にあると思われますので、 下がったところでは買いたいところです。

来週のトレード方針

ドル円は買い。ユーロドル、ポンドドルは戻り売り。豪ドル円は押し目買い。

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2020年1月4日土曜日

来週(2020年1月6日~2020年1月10日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

年末はリバランスでユーロ、ポンドが大きく上昇しましたが、年明けは反転し大きく下げる展開になりました。 かなりの値幅で動いたので、大ふくビンタを食らった人も多そうです。
また、アメリカによるイラン革命防衛隊ソレイマニ司令官の暗殺で安全通貨とされている円が買われ、円高ドル安になっています。 イランが報復を宣言しているので今後も両国の対立はエスカレートしそうです。ドル円ロング勢にとっては、しばらくは忍耐の日々が続きそうです。

ドル円(USDJPY)

しばらくは大きな売り材料は出ないと思ってたドル円ですが、トランプ大統領の命令によってイラン革命防衛隊司令官が暗殺されたことで、状況は大きく変わりました。 今後、イランによる報復とそれに対するアメリカの更なる軍事攻撃によって、事態の悪化が予想されます。 当面はドル円は上がりにくいというだけでなく、場合によっては大きく下げる可能性も出てきました。事態が一段落するまで様子見した方が良さそうです

司令官殺害 イランは報復措置の考え アメリカとの衝突に懸念
米軍がイラクでシーア派民兵組織を空爆 イラク国営テレビ

ユーロドル(EURUSD)

年末にはリバランスで大きく上昇しましたが、年が明けてから下げ基調になっています。ユーロに関する材料は特に出ていませんが、 ドルとの関係で動く可能性はあります。おそらく「有事のドル買い」で軟調な展開になるのでは無いかと考えています。

ポンドドル(GBPUSD)

年末のリバランスでユーロドル以上に大きく上昇しましたが、年が明けてからはユーロドルを大きく上回って下げています。ブレグジットに対する懸念もあるので、 今後も多少の戻りはあるとは思いますが、長期的には下がることになると予想しています。アメリカとイランの対立でリスクオフになっていることも考えると、 売りでエントリーするのが良いのでは無いかと考えています。

豪ドル円(AUDJPY)

米中貿易戦争に対する懸念が低下しましたが、アメリカとイランの対立による円高で、豪ドル円もドル円同様大きく下がる可能性が出てきました。 ちょっと手を出しにくい状況です。

来週のトレード方針

ドル円、豪ドル円は様子見。ユーロドル、ポンドドルは戻り売り。

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