2019年10月27日日曜日

来週(2019年10月28日~2019年11月1日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週はブレグジット新合意案の採決が保留となったことで週明けの東京タイムは下げましたが、 欧州タイム、NYタイムでは「合意なき離脱」はほぼなくなったとの見方が強まり、上昇ポンドドルは一時1.30を超える展開となりました。 その後は、ロング勢の利食いなのか、また別の理由なのかはわかりませんが、下げる展開となって金曜日は1.28台前半で終わっています。 来週はジョンソン首相は依然強く主張する10/31の離脱期限を迎えますが、EU側は期間は明らかになっていないものの既に離脱延期を認めると発表しているので、 残念ながらポンドが大きく下がることは無さそうです。

ドル円(USDJPY)

来週は10/30にFOMC、10/31に日銀、11/1に米雇用統計とドル円相場に影響を与えそうな重要指標がいくつもあります。 これまで相場を大きく動かしてきた米中協議は順調なようなので、あまり材料にはならなそうですが、 これらの指標で相場が動く可能性があります。中でも10/30のFOMCは重要でその後の相場展開を大きく左右すると思います。 最近の米指標はあまり良くないので利下げもあるのでは無いかと考えていますが、現状維持も十分有りえますので難しいところです。 まあ、ドル円は比較的堅調に推移すると予想しています。

NYダウ反発し152ドル高 企業決算、米中協議進展を好感

ユーロドル(EURUSD)

ブレグジットは結局延期になりそうで、ECBの金融緩和の打ち止めという事で大きく下げることは無いでしょうが、 EUの中心であるドイツの経済状況が悪そうなので大きく上がることも無さそうです。 米中協議の進展でドルが強そうですので、相対的に軟調な展開になるのではないでしょうか。 /p>

ポンドドル(GBPUSD)

ジョンソン首相は依然として10/31のEU離脱を主張していますが、英議会の状況やEU側の延期容認姿勢から考えると、 現時点ではEU離脱(ブレグジット)は合意有り無しに関わらず当分実現しそうも無いと考えざるを得ません。 来週は、EUの離脱延期承認やジュンソン政権要人の10/31の離脱断念のニュースで、 ポンドドルは1.30くらいまで上がる展開になると予想しています。 ただし、「合意なき離脱」が100%無いかというと、いまいちよくわからないところもあるので、10/31にかけてポンド急落への警戒は必要だとは思っています。

アングル:英首相が12月総選挙を提案、実現へのシナリオは

豪ドル円(AUDJPY)

米中協議は順調ということで、これまでは米中貿易戦争激化懸念で売られてきましたが、今後は買い戻しの動きが強まると予想しています。 単純に買っていっても良い考えています。

来週のトレード方針

ドル円は押し目買い。ユーロドル、ポンドドルは戻り売り。豪ドル円は買い。

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2019年10月20日日曜日

来週(2019年10月21日~2019年10月25日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週はイギリスとEUがブレグジット新協定案に合意したということで、ポンドが大幅に上昇しました。 金曜日には議会採決も僅差で可決される見通しというFTの報道で、更に上昇しポンドドルは1.29後半で取引を終えています。 しかし、19日(土)の英国議会で合意案の採決が保留となったことで、「合意なき離脱」懸念が再燃し、21日(月)には大きな下窓になると予想されます。 来週はポンドロンガーにとって悪夢の展開となりそうです。

ドル円(USDJPY)

ブレグジット関連のポンドの乱高下でドル円はすっかり影が薄くなっています。 米中協議では好材料も悪材料のあまり出てこ無さそうなので、大きな値動きは無いと思います。 下がったら買って、上がったら売るということで良いと思います。

ユーロドル(EURUSD)

週前半は英議会が新合意案の採決を延期したことで、合意期待で上がっていたユーロも下がると思います。 週後半は10/24(木)のECB理事会でさらなる金融緩和が行われるかどうかによると思いますが、 前回のECBでも異論がかなり出ていたことが明らかになってますので流石にこれ以上の金融緩和は難しいでしょう。 比較的堅調な展開になるのでは無いでしょうか。ただし、ドラギ総裁のラストステージですので油断は禁物です。 これで最後ということで更になにかやってくる可能性もあると思われます。

ポンドドル(GBPUSD)

金曜日時点では新合意案が僅差で可決の見通しということで上がっていいたポンドですが、土曜日の議会で採決そのものが保留となったことで、 法律に従って形ばかりの延期申請は行われましたが、 EUのユンケル委員長やフランスのマクロン大統領は先週時点で更なる延期な無いと明言していますので、 EU側はこれに応じることは無いでしょう。月曜日の取引開始からポンドドルは急落すると予想しています。

EU離脱 英・ジョンソン首相延期を申請
英首相、EUに離脱延期申請 「10月末」諦めぬ書簡も EU大統領「加盟国と協議」

豪ドル円(AUDJPY)

特に重要な指標もないので、大きな値動きは無いと思いますが、ポンドの下落に釣られて下がる可能性があります。どちらかといえは売りでしょう。

来週のトレード方針

ドル円は押し目買いに戻り売り。豪ドル円は売り。ユーロドル、ポンドドルは売り。

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2019年10月12日土曜日

来週(2019年10月14日~2019年10月18日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

「中国は合意したがっている」というのは株価を上げたいトランプ大統領のたわ言と言う識者もいましたが、 部分合意が行われるという報道によってドル円が大幅に上昇しました。また、ポンドはジョンソン英首相との会談後に アイルランドの首相が「合意できる」と発言、さらに、EUのバルニエ首席交渉官が「建設的な議論ができた」と発言したことで 爆上げとなり、私を含めポンドショート勢は焼かれる展開となってしまいました。 すぐにネガティブな材料が出る状況でもないので、来週前半はドル買い、ポンド買いの勢いが続きそうです。

ドル円(USDJPY)

通称問題に関して米中が部分合意に達したということで、既に織り込んでいる面もありますが、改めてドルが買われる展開になると予想してます。 トランプ大統領も自分の手柄を自慢するためにツイッターに投稿しまくるでしょうし、現在ドル円は108円台半ばですが、109円台前半までは上昇すると予想しています。

米中、通商協議で部分合意 農産物や為替など 対中関税見送り

ユーロドル(EURUSD)

「合意なき離脱」懸念が後退したことで、合意に前向きな要人発言があればユーロもポンドにつられて上昇するのではないかと予想しています。ただし、 ドルも強そうなのでそれほど上げ幅は大きくないと予想しています。上がってもせいぜい1.11くらいまででしょうか。 また、ブレグジット関連でネガティブな材料が出れば下げるという展開も考えられます。

ポンドドル(GBPUSD)

トゥスクEU大統領は英国が現実的な案を示していないと言っていることから考えると、実際に合意が成立するかは非常に怪しいわけですが、 15日のEU総務理事会や17~18日のEU首脳会議に向けてさらにEU側から前向きな発言が出てくる可能性があります。 というわけで、週前半は既に大きく上昇しているのであまり上がらない可能性が高いですが、大きく下がることも無いと予想しています。 週後半はやっぱり合意は無理ということで、急落する可能性が高いと思っています。

英離脱、週末にも集中協議 合意に向け英EU

豪ドル円(AUDJPY)

米中部分合意を好感して豪ドル円は堅調な展開が続くと予想しています。

来週のトレード方針

ドル円、豪ドル円は買い。ユーロドル、ポンドドルは戻り売り。

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2019年10月6日日曜日

来週(2019年10月7日~2019年10月11日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

先週発表されたISMなどの米指標が悪かったことからドル円は大きく下げました。米雇用統計は比較的良かったことから金曜日は持ち直しましたが、 10月利下げ期待によりしばらくは軟調な展開になりそうです。また、来週は米中閣僚級協議が行われることから、 これまでのトランプ大統領の楽観的な発言から、進展期待も有りましたが実は厳しい実態が露呈する可能性が高そうです。

ドル円(USDJPY)

週前半は堅調でしたがISMなどの米指標が悪かったことから、株価が急落しドル円も106円台まで大きく下げました。 金曜日に発表された米雇用統計が予想より良かったことから、発表直後は一時107円台まで円上がりましたが、結局は106台で終了しています。 あまり強いとは言えない指標を受けてFRB要人が、今後の利下げについてどのような発言をするのか注目されます。

また来週は米中閣僚級協議が始まります。開始当初は交渉進展期待から上がることも考えられますが、次第に交渉難航の実態が明らかになって、 結局はトランプ大統領のブチギレ発言が出てドル円は下がると予想しています。

米国株は大幅続伸、「適温」の雇用統計を好感

ユーロドル(EURUSD)

ユーロドルは、指標は悪いですが、ECBの金融緩和も手詰まりなようですし、ドルとの比較でやや買われると予想しています。

ポンドドル(GBPUSD)

ブレグジットの代替案をようやくEU側に出すようですが、EU側が合意には否定的なようですので、合意に至ることは無いと思います。 「合意なき離脱」不可避で最終的にはポンドは売られると予想されますが、離脱期限延長にポジティブな要人発言が出る可能性もあるので、 上がったところを逃さずに売るのが良いと思われます。

英首相、ブレグジット最終代替案 EU側は慎重姿勢崩さず - ロイター

豪ドル円(AUDJPY)

米中閣僚級協議次第ですが、米ドル同様週前半は上がって週後半は下がると予想しています。

来週のトレード方針

ドル円、豪ドル円は戻り売り。ユーロドルは押し目買い。ポンドドルは売り。

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