2019年5月26日日曜日

来週(2019年5月27日~2019年5月31日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

週前半は強かったドル円ですが、後半は米国のファーウェイ排除で米中貿易戦争懸念が強まり、ドル円、豪ドル円は売られる展開になりました。 下げが止まらないポンドはメイ首相の2回目の国民投票実施提案で一時的に上がりましたが、上昇分を打ち消して更に下がりました。 金曜日には流石に少し戻しましたが、メイ首相辞任後の混乱が予想されるので、手を出しにくい状況が続きそうです。

ドル円(USDJPY)

トランプ大統領が令和初の国賓として来日していますが、相撲観戦と安倍首相のゴルフ接待が主な目的のようなので、ドル円相場に与える影響はあまりなさそうです。 週明けの相場はあまり動かなそうですが、週後半には米金利低下による株価上昇や米中貿易戦争懸念の後退でドルが買われる110円台に戻る展開を予想しています。

安倍首相とトランプ氏がゴルフ=青木プロも参加
トランプ大統領の大相撲観戦――マス席1000席空けさせて見るのはたった3番!?

ユーロドル(EURUSD)

しばらく売られる状況が続いていたので、金曜日にはショートカバーと思われる買いで上がりました。 5/23から始まった欧州議会選挙の結果が出ますが、事前の予想が悪くて下げていたので、しばらくはユーロの買い戻しが優勢なのでは無いかと思います。 しかし、メイ首相の辞任でブレグジット強硬派が主導権を握りそうな状況になってますので、ポンドにつられてユーロも次第に売られることになるのではないかと予想しています。

欧州議会選挙 きょう投票 EUに懐疑的勢力の議席焦点

ポンドドル(GBPUSD)

メイ首相の辞任が決まり次期首相の最有力候補が離脱強硬派のボリス・ジョンソン前外相ということで、「合意なき離脱」懸念が高まりポンドが売られると思われます。 とはいえ、これまでに大きく下がっている状態で更に売るというのもやりにくいですし、手を出しにくい状況です。当分は様子見したほうが良さそうです。

英首相交代で市場は合意なき離脱を再び警戒
ジョンソン前外相、党首選出馬を宣言 合意なき離脱を約束 - Sputnik 日本

豪ドル円(AUDJPY)

米中貿易戦争激化に加え、利下げ観測が高まっていることで売られる軟調な展開が続きそうです。ただし、これまで大きく下げているので若干の買い戻しは有りそうです。

来週のトレード方針

ドル円は押し目買い、ユーロドル、豪ドルは戻り売り、ポンドドルは様子見。

2019年5月19日日曜日

裁量ポジションのトレールや時間決済が自動的にできるMT4向け無料ツール(EA)「PositionKeeper」をリリースしました

PositionKeeperは、裁量トレードをサポートするMT4向け無料ツール(EA)で、裁量トレードで建てたポジションを自動的にトレール(トレール機能)したり、 エントリーから一定時間経過したポジションを、一定の利幅(または損切り幅)で自動的に決済する(時間決済機能)ことができます。

トレール機能

裁量トレード(成行、指値など)で建てたポジションを、パラメーター「TrailPoint」で指定した値幅で自動的にトレールします。

例えば、「TrailPoint」を100にした場合、ロングポジションであればレートが建値から100ポイント(10pips)上回ったら決済逆指値が建値に変更され、 200ポイント(20pips)上回ったら決済逆指値は建値+100ポイント(10pipis)に、300ポイント(30pips)上回ったら決済逆指値は建値+200ポイント(20pipis)と変更されていきます。

「TrailPoint」に0を指定した場合はトレールは行われません。

時間決済機能

ポジションを建てた日時からパラメーター「CutTime」で指定した時間が経過したら、ロングポジションの場合、現在のレートが建値+パラメーター「CutPoint」より大きい場合にポジションを決済し、 ショートポジションの場合、現在のレートが建値-パラメーター「CutPoint」より小さい場合にポジションを決済します。

パラメーター「CutPoint」にはマイナスの値を設定することもできます。

ダウンロードやインストール方法など詳細についてはこちらから

2019年5月18日土曜日

来週(2019年5月20日~2019年5月24日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週も先週に引き続き米中協議に関するヘッドラインで相場が動く展開になりました。 米国の追加関税と中国の報復発表で米ドル、豪ドルが週明けから大きく売られ、 トランプ大統領が口からでまかせツイートで市場沈静化を図るも、中国の強硬姿勢で米ドル、豪ドル、株が売られる展開が続きました。 金曜日には売られ過ぎの反動でドル円が110円まで戻してますが、しばらくは上値が重い状況が続きそうです。

ドル円(USDJPY)

米中貿易戦争関係の材料はほぼ悪材料は出尽くした感じですが、基本的に米中合意は無理そうということで、 当面は上がりにくいと予想していますが下値も堅そうですので、しびれを切らしたショート勢のショートカバーで一時的に上げることも考えれます。 レート的には109円台後半から、110円半ばくらいのレンジになると予想しています。

【解説】 米中貿易戦争で敗れるのは誰か

ユーロドル(EURUSD)

5/23の欧州選挙でEUに懐疑的な極右勢力が勢力を伸ばすと予想されていて、それまでは軟調な展開になると思います。 ただし、選挙後は買い戻しで一旦反発する予想しています。もし、1.12を超えてくるようなら売るのが良いのではないかと考えています。

ドル上昇、欧州議会選めぐる懸念がユーロ圧迫=NY市場

ポンドドル(GBPUSD)

5/23の欧州議会選挙での離脱強硬派「ブレグジット党」の躍進予想やメイ首相の辞任問題で、今週も大きく下げたポンドですが更に下がると予想しています。 しかしながら、すでに大きく下げているので売りでは入りにくいですし、買いで入るとしても5/23までは待ったほうが良いでしょう。

EU離脱巡る英与野党協議が決裂、先行き再び不透明に - ロイター
【欧州議会選】英国の2大政党は大敗か?──新党「ブレグジット党」は10万人の支持獲得
「泥沼の女」メイ英首相、6月に4度目の採決後に辞任 EU離脱の見通し立たないまま

豪ドル円(AUDJPY)

米中貿易戦争激化に加え、総選挙での労働党勝利が懸念されて大きく下げていましたが、米中貿易戦争の悪材料出尽くし、 総選挙では保守連合優勢ということで、買い戻しが入りそうです。ショートカバーで大きく上がると予想しています。

豪総選挙 保守連合優勢 モリソン政権続投か

来週のトレード方針

ドル円は押し目買い、ユーロドルは売り、豪ドルは買い、ポンドドルは様子見。

2019年5月11日土曜日

来週(2019年5月13日~2019年5月17日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

今週は米中協議に関する米トランプ大統領のツイート(トランプ砲)で下窓を開けで始まり、 その後もトランプ大統領のツイートや米中協議に関するニュースで相場が大きく動く展開となりました。 米中協議は合意に至っておらず来週以降もこれを材料に相場が動くことになりそうです。

ドル円(USDJPY)

トランプ砲によって下窓を明けて始まり、その後も米中協議に関するニュースなどによって、株価やドル円相場が乱高下する展開になりました。 合意には至らなかったものの協議継続ということで、金曜日には一旦下げた後に110円近くまで上げて終了していますが、 中国側の報復を明言して強硬な態度も見せているため、週明けにはまた売り直されることになると予想しています。

米国株反発、米中協議巡るトランプ氏発言で値を戻す
米、全輸入品への対中関税 13日に詳細公表

ユーロドル(EURUSD)

ユーロ自体には指標以外に大きな材料はないものの、米中協議に絡んでドルが売られる傾向になっているので一時的に上昇することになりそうです。 レートは1.12台で堅調に推移すると予想していますが、ファンダメンタルズ的には弱いと思っているので、あまり買いでは入りたくはないです。

ポンドドル(GBPUSD)

メイ首相の進退に注目が集まっており場合によってはブレグジットに対する思惑から大きく動く可能性があります。 また、米中協議に関連してドルが乱高下する可能性もあるため予想が困難です。ポンドに関してはしばらく手を出さないほうが良いと思っています。

豪ドル円(AUDJPY)

利上げも予想されていた金融政策の発表で利上げがなかったことで一時は上昇した豪ドルですが、米中協議に対する懸念から大きく売られることになりました。 米ドル同様に金曜日には買い戻されていますが、今後も米中協議は難航すると思われるため来週は再度売られる展開になると予想しています。 77円近くまで上げてきていますが、77円より上では売って行きたいところです。

来週のトレード方針

ドル円、ユーロドル、豪ドルは戻り売りを狙う。ポンドドルには手を出さない。

2019年5月4日土曜日

来週(2019年5月6日~2019年5月10日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

新天皇が即位する5/1にフラッシュクラッシュあるのではないかという懸念を持っていたのですが見事に空振りに終わりました。 金曜日(5/3)にドル円が下げたのが若干気になるとことではありますが、おそらく今回は売り仕掛けはないのでは無いかと思っています。

ドル円(USDJPY)

週前半からFOMCで利下げに向けての何らかの動きがあるのではないかと観測から売られていたドルですが、 「利上げも利下げもしないよ」というパウエル議長の発言で上がりました。 しかし、次の日の金曜日には米雇用統計が良かったにもかかわらず、米金利低下やFRB関係者の発言で111円近辺まで下がってます。 来週の前半も流れ的には軟調な展開になると思われますが、週後半は休みが明けた本邦機関投資家の買いで上がると予想しています。

NY円、反発 1ドル=111円05~15銭、米長期金利の低下で

ユーロドル(EURUSD)

週前半から堅調でしたが、5/1のFOMCで大きく下げました。米雇用統計後に一旦下げましたがその後は上昇に転じています。 来週前半も堅調な状況も続くと思われますが、上がったら売られ上値は思いと予想しています。

ポンドドル(GBPUSD)

週前半はユーロドル同様堅調でしたが、同じように5/1のFOMCで大きく下げました。 しかし、金曜日にイングランドの統一地方選でEU残留はの政党が大躍進ということで、ポンドドルは1.317台まで大きく上昇しました。 地方選ですので国政問題のブレグジットに大きな影響は無いと思いますので、今後「そんな野関係ないよ」という政府要人の発言でまた下がると予想しています。

EU残留派が大躍進 離脱派は大敗 二大政党は戦後最悪の結果に 英地方選

豪ドル円(AUDJPY)

堅調と言われていた米中協議ですが、またもや難航しているという観測も出ています。 近い将来の利下げも予想されていますし、軟調な状況が続くと予想しています。 ただし、すでにかなり下がっているので更に大きく下がるかというと意外と底堅いのでは無いかと思われます。 77円台後半から、78円台前半のレンジ相場になるのでは無いでしょうか。

来週のトレード方針

週前半はドル円、ユーロドル、ポンドドルの売りで、週後半はドル円、豪ドル円の買いで行きたいと思ってます。