4/12の離脱期限が迫り合意なき離脱が懸念されていたブレグジットですが、EUが予想以上に融和的な姿勢で期限延長を認めたため、 合意なき離脱への懸念は大幅に後退し、市場には安心感が出てきました。いまのところポンドが大幅に上昇するという展開にはなっていませんが、 今後はポンドが大きく買い戻される展開が予想されます。
ドル円(USDJPY)
週前半は何故か(米金利低下?)売られたドル円ですが、週後半は米中協議進展、株価上昇、米金利上昇ということでドル高になり、112円まで到達しました。
米企業の好決算で更に株価が上昇する見通しですので、更にドル高になる可能性が高そうです。111.80 から 113.00 くらいのレンジを予想してます。
米ダウ269ドル高、JPモルガンの好決算で安心買い
ユーロドル(EURUSD)
今週は4/10のECB後のドラギ総裁の会見ではハト派的な姿勢が示されましたが、一時的な下落となり特に上げ材料もないにもかかわらず金曜日まで堅調な展開が続きました。
シュートカバーと言われているので、しばらくは堅調でもいずれは下げてくると予想しています。来週は1.125 から 1.135程度のレンジ相場になると思われます。
ポンドドル(GBPUSD)
4/10のEU首脳会談で10/31日までの離脱延期が決まり「合意なき離脱」への懸念は大幅に後退しました。離脱合意案の議会承認のめどは依然として立っていませんが、
すぐに「合意なき離脱」となる可能性はなくなったので安心感が広がっています。しばらくはポンドが買い戻されて上昇すると予想しています。
ショートはしないで押し目をロングで行きたいと思っています。
EUとイギリス、ブレグジットの延期に合意 10月31日まで
豪ドル円(AUDJPY)
週前半はドル円の下げもあって軟調でしたが、金曜日には米中協議進展期待と中国指標が良かったことで豪ドル円は大きく上昇し、一時80.40まで上げています。
大きな売り材料もなさそうなので、来週も下がりにくい相場が続くと思われます。80.00 から 81.00のレンジを予想しています。
来週のトレード方針
ドル円、ポンドドル、豪ドル円はロング(買い)。ユーロドルはショート(売り)の方針です。
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