3/1が期限となっている米中貿易協議が難航しているというニュースが多くなっていて、米ドル、豪ドルが大きく上昇するということにはなりにくそうです。 ブレグジットに関しては以前より「合意なき離脱」懸念が強まっているようですが、離脱延期期待で上がる可能性もあるので、ポンドを売ればいいということにはならなそうです。
ドル円(USDJPY)
どうやら米中貿易協議はうまくいかない可能性が高くなってきました。暫定予算の期限も近づいていますので、ドルが大きく上がるという展開にはならないでしょう。
そうかといって、日米金利差を考えると大きく下がるということもなさそうです。相変わらず109円から110円のレンジと予想しています。
トランプ大統領、習近平国家主席と交渉期限内に会談しないだろう
ユーロドル(EURUSD)
FRBの姿勢はハト派的になっていますが、中国との関係が深い欧州経済もいまいちよろしくないということで、金融の引き締めは無理でしょう。
ユーロドルは下降トレンドに入ったと判断しても良いのでは無いでしょうか。1.13を割ってくる展開を予想しています。
ポンドドル(GBPUSD)
相変わらずEU離脱(ブレグジット)がどうなるかはっきりしない状況が続いています。 少し前よりは「合意なき離脱」の可能性が高くなったという見方が増えているようですが、ここまでゴタゴタすると離脱延期以外に選択肢が無いように思えます。 離脱延期決定となるとポンドが大幅に上昇することも考えられます。
豪ドル円(AUDJPY)
豪ドルはロウ総裁(オーストラリア中銀)利下げの可能性が出てきたいうことで大きく下げました。
また、トランプ大統領が3/1までに習近平国家主席と会談を行わないと発表したことで米中貿易協議が難航しているという見方が増えていますので、
豪ドルが上がる材料は殆どありません。ショートの利食いによる反発はありえますが、軟調な展開が続くと予想しています。
豪ドル急落、中銀総裁講演受け ドル堅調=NY市場
0 件のコメント:
コメントを投稿