2019年2月23日土曜日

来週(2019年2月25日~2019年3月1日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

注目の米中協議は覚書が用意されているという報道もあって順調なようですが、 豪ドルは利下げ観測と中国が豪州産石炭の輸入を禁止したというニュースによって予想外に大幅に下落してしまいました。

ドル円(USDJPY)

これまでは上値が重い展開になっていますが、米中協議は順調なようです。すでに3/1の交渉期限が延長され3月中に米中首脳会談が行われることが明らかにされており、 更にポジティブなニュースが次々と出てくると思われます。それを受けて株価も上がってますので、ドル円は111円台に載せてくると予想しています。
米中協議、首脳会談で決着へ 貿易摩擦解消へ最終局面

ユーロドル(EURUSD)

欧州経済については悪化すると予想されていて本当なら下がりそうですが、何故かユーロが強い状況が続いています。おそらく投機筋の買い仕掛けでしょう。 金曜日の取引でもある程度の利食い売りは出たようですが、大きくは下げていないので来週も堅調な状況が続くと予想しています。1.14まで上昇することも考えられます。

ポンドドル(GBPUSD)

今週はブレグジット関連で何らかの進展があるという期待なのか、単なる投機筋の買い仕掛けなのかは不明ですが、ポンドは大きく上昇しました。 来週もブレグジット関連で会談などのイベントが予定されており、大きく下げる展開にはなりにくそうです。場合によっては、1.31を超えて1.32を目指すということも考えられます。 ただし、合意なき離脱への懸念が無くなったわけではないので、逆指値注文を出しておくなどの急落への備えは必要でしょう。

豪ドル円(AUDJPY)

豪ドルは利下げ観測が浮上していることと中国が豪州産石炭の輸入を禁止したというニュースによって大きく下落しました。 中国政府が豪州産石炭の輸入を全面的に禁止したというわけではないということで、それなりに戻していますが、 利下げ観測が残っているためか全戻しということにはなっていません。 しかしながら、オーストラリア中銀の関係者が利下げを否定するコメントを出せば大きく上昇し、80円ということもありえるでしょう。

ナンピンマーチン(ナンピン・マーチンゲール手法)

ナンピンとはエントリーしたポジションが想定よりも逆に動いた場合に方向にエントリーを追加する手法ですが、ナンピンマーチンは追加のエントリー(ナンピン)をする際、ポジションのロットを増やしていく手法です。例えば、最初のポジションが1ロットなら、次は2ロット、その次は4ロット、さらにその次は8ロットとロット数を倍倍に増やしていきます。


相場が反転した場合は、単なるナンピンより早く利益確定が狙える半面、相場がポジションの方向に逆行し続けた場合は損失が大きくなるという問題がある。

初心者にはおすすめできない非常にリスクの高い投資手法である。


ナンピン・マーチンゲールの仕組みと注意点

2019年2月17日日曜日

MT4で動作するレンジ相場向けEA「KURUKURU」がGogoJungleで販売開始になりました #自動売買

GogoJungleに出品していた自作のレンジ相場向けEA「KURUKURU」が販売開始になりました。 「KURUKURU」は、パラメーターで設定した値幅で逆張りでポジションを建てる自動売買システム(EA)で、MT4(メタトレーダー4)動作します。
フォワードテストでは今の所勝率100%です。
KURUKURU

「KURUKURU」のシステム概要

このシステムはレンジ相場で向けのEAで、相場は上がってもいずれ下がる、逆に、下がった場合はいずれ上がることを前提に、 相場が上昇している場合はショート(売り)ポジションを、相場が下落している場合はロング(買い)ポジションを逆張りで建てます。
EAをチャートに設定すると、ロングポジションまたはショートポジションのいずれかを、最大パラメーター「Depth」で指定した数まで、 パラメーター「EntryPoint」で指定した値幅で、ポジションを追加していきます。
パラメーター「EntryPoint」で指定した値幅が決済指値(T/P)の利幅になります。

運用上の注意点

損切りやロスカットになった場合には大きな損失が発生してしまいますので、逆行した場合でも含み損に耐えられるように証拠金には余裕を持たせて運用する必要があります。 また、状況によっては多くのポジションを持つことになる場合もあるため、少ないロット数での運用をお勧めします。

GogoJungleとは

GogoJungleは、株式会社ゴゴジャンが運営している FX投資家やシステムエンジニアが出品したEA(エキスパートアドバイザ)などのシステムトレード用ソフトウェアの販売を行っているサイトで、 販売しているEAのフォワードテストの結果がリアルタイムで公開されてます。

来週(2019年2月18日~2019年2月22日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

先週までは難航と言われていた米中貿易協議ですが、ここにきてまとまるのではないかという観測が強くなってきました。 また、トランプ米大統領が国境の壁建設のために非常事態宣言を出しましたが、政府機関の再閉鎖は回避されたことで、 米株が大幅に上昇しています。来週は株価上昇、ドル、豪ドルが買われる展開になりそうです。

ドル円(USDJPY)

少し前までは難航と言われていた米中貿易協議ですが、トランプ大統領の発言や交渉ために訪中していた米高官が習近平国家主席と会談したことから考えて、 中国側の譲歩によって結局はまとまる可能性が高くなってきました。3/1の期限までに決着がつかなくても交渉期限が延長され、 最終的にはトランプ大統領と習近平主席の首脳会談で決着しそうです。政府機関の再閉鎖も回避されていますので、ドルが買われる展開になると予想されます。 小売売上が予想より悪かったため利下げ観測が出て100円台前半まで下がったドル円ですが、111円を目指して上昇すると思います。
トランプ大統領、米中協議「真の合意近づく」=構造改革では溝残る

ユーロドル(EURUSD)

ドイツ経済の減速と依然として収束しないフランスの黄色いベスト運動で軟調な状況が続くと予想しています。ショートカバーなどで一時的に反発することもあるでしょうが、 上がったら売るという「戻り売り」で行けるでしょう。1.13を超えてきたら売って行きたいところです。

ポンドドル(GBPUSD)

金曜日にはポンドがかなり戻しましたが、EU離脱(ブレグジット)に関してはメイ首相は再交渉すると言っているようですが、EU側が再交渉には応じないと思われるため、 メイ政権が続く限り「合意なき離脱」以外の選択肢はないのではないかと思っています。 離脱延期や離脱中止の可能性もゼロとは言えないので上げに対しる注意も必要ですが、当面はポンドが大幅に上昇する可能性は低いでしょう。1.29を超えてきたら売りでしょうか。

豪ドル円(AUDJPY)

豪ドルは利下げもありうるということで下がってましたが、米中貿易協議進展に対する期待もあって上昇に転じています。原油価格も上昇しているようですし、 しばらくは堅調な展開になるのではないでしょうか。1豪ドル80円ということもありそうです。

2019年2月10日日曜日

来週(2019年2月11日~2019年2月15日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

3/1が期限となっている米中貿易協議が難航しているというニュースが多くなっていて、米ドル、豪ドルが大きく上昇するということにはなりにくそうです。 ブレグジットに関しては以前より「合意なき離脱」懸念が強まっているようですが、離脱延期期待で上がる可能性もあるので、ポンドを売ればいいということにはならなそうです。

ドル円(USDJPY)

どうやら米中貿易協議はうまくいかない可能性が高くなってきました。暫定予算の期限も近づいていますので、ドルが大きく上がるという展開にはならないでしょう。 そうかといって、日米金利差を考えると大きく下がるということもなさそうです。相変わらず109円から110円のレンジと予想しています。
トランプ大統領、習近平国家主席と交渉期限内に会談しないだろう

ユーロドル(EURUSD)

FRBの姿勢はハト派的になっていますが、中国との関係が深い欧州経済もいまいちよろしくないということで、金融の引き締めは無理でしょう。 ユーロドルは下降トレンドに入ったと判断しても良いのでは無いでしょうか。1.13を割ってくる展開を予想しています。

ポンドドル(GBPUSD)

相変わらずEU離脱(ブレグジット)がどうなるかはっきりしない状況が続いています。 少し前よりは「合意なき離脱」の可能性が高くなったという見方が増えているようですが、ここまでゴタゴタすると離脱延期以外に選択肢が無いように思えます。 離脱延期決定となるとポンドが大幅に上昇することも考えられます。

豪ドル円(AUDJPY)

豪ドルはロウ総裁(オーストラリア中銀)利下げの可能性が出てきたいうことで大きく下げました。 また、トランプ大統領が3/1までに習近平国家主席と会談を行わないと発表したことで米中貿易協議が難航しているという見方が増えていますので、 豪ドルが上がる材料は殆どありません。ショートの利食いによる反発はありえますが、軟調な展開が続くと予想しています。
豪ドル急落、中銀総裁講演受け ドル堅調=NY市場

2019年2月3日日曜日

来週(2019年2月4日~2019年2月8日)のドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル円相場予想 #FX #来週の予想

1/30のFOMCが予想以上にハト派的な内容だったことからドルが売られ、ドル円が下落ユーロドルが上昇するという展開になりましたが、 米雇用統計が良かったこともあって金曜日にはドルが大きく戻す展開になりました。

ドル円(USDJPY)

3/1の交渉期限まで1ヶ月を切った米中協議ですが、中国が大豆を買うという話ばかりで、肝心の知財分野では進展が無いようですが、 トランプ大統領はあまりネガティブことはそれほど売り材料にはならないと思います。雇用統計などの米指標が良かったこと、 NY株価が堅調であることから、ドル円も買われて1ドル110円を超える展開になると予想しています。

ユーロドル(EURUSD)

FOMCがハト派的な内容だったことからユーロドルが上がりましたが、その反動で売られるのでは無いかと考えています。

ポンドドル(GBPUSD)

EU離脱に関する議会採決の結果、イギリスは再交渉を求めるということになりましたが、EU側は再交渉は断固拒否ということで相変わらず事態打開の目処は立っていませんが、 とりあえず「合意なき離脱」はしないというコンセンサスはできているようなので、メイ首相は否定的なようですが、 離脱延期、離脱撤回への期待から大きく売られることは無いとお思います。1.31を挟んで上下する展開になると予想しています。 ただし、2/7のMPCで利上げや利下げなどの金融政策変更があった場合は大きく動くことが考えられます。

豪ドル円(AUDJPY)

難航していると言われている米中協議はまだまだ決着が着きそうもないそれで大きく豪ドルが売られることは無いと思います。 ドル円が上がる分豪ドル円も上がって80円を超えてくるのではないでしょうか。