EU、IMFから求められていた緊縮策を受け入れるかの是非を問うギリシャの国民投票は、「反対」が圧倒的多数を占める驚きの結果となりました。
その結果を受けてユーロが下落してますが、今のところ大暴落という事態にはなっていません。
しかし、チプラス首相は交渉再開に意欲を見せていますが、金融支援の合意は難しくなったので、いついかなる形で問題が噴出してくるかわからなくなりました。
それにしても、ギリシャ国民は大したものです。見くびっていたことをお詫びしたいです。
ギリシャ国民投票:緊縮策否決-チプラス首相は交渉再開に意欲
2015年7月6日月曜日
2015年7月3日金曜日
ギリシャ国民投票では緊縮策「賛成」が多数になるでしょう
なんといっても銀行休業は大きかったですね。
このまま金融支援を受けられなければ、自分の生活に大きな影響が出るということが、誰の目にも明らかになってしまったので、ほとんどのギリシャ国民にとってこの状況で緊縮策に反対するのは難しいでしょう。
「国民」はチプラス首相と違って「闘士」ではないですから、脅しに屈服してしまうのもしょうが無いですね。
今回は債権団の勝利になってしまうのでしょうが、緊縮策の受け入れを国民投票で決めるというのは画期的です。今後、IMFが他の国に銀行にとって都合のいい緊縮策を押し付けるのが難しくなったのは確実です。その意味ではチプラス政権の頑張りは評価できると思います。
そういうわけでとりあえず、ユーロを買っておきましょうか。
このまま金融支援を受けられなければ、自分の生活に大きな影響が出るということが、誰の目にも明らかになってしまったので、ほとんどのギリシャ国民にとってこの状況で緊縮策に反対するのは難しいでしょう。
「国民」はチプラス首相と違って「闘士」ではないですから、脅しに屈服してしまうのもしょうが無いですね。
今回は債権団の勝利になってしまうのでしょうが、緊縮策の受け入れを国民投票で決めるというのは画期的です。今後、IMFが他の国に銀行にとって都合のいい緊縮策を押し付けるのが難しくなったのは確実です。その意味ではチプラス政権の頑張りは評価できると思います。
そういうわけでとりあえず、ユーロを買っておきましょうか。
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